【不動前】都内最古や和犬も!瀧泉寺(目黒不動尊)の狛犬たち

瀧泉寺(目黒不動尊)の広い境内には、あちらこちらに狛犬が座って参拝客を出迎えてくれています。

阿吽ペアだけでなくシングル、都内最古の狛犬わんこ狛犬など個性豊かでバラエティに富んでいます。

ちなみに「阿・吽」と対になっていますが、狛犬ペアではなく「獅子&狛犬」。

向かって右側、口を開けているのが獅子の「阿形(あぎょう)」。
左側、口を閉じているのが狛犬の「吽形(うんぎょう)」。
狛犬の方はを持っていることも。

最初は社殿内に置かれていましたが、次第に本殿の外、参道途中、鳥居の前と様変わりし現在の状態に。
その姿もバラエティに富んでくるなど進化しています。

目黒不動尊の獅子・狛犬像は同じ顔立ち。
角なしがほとんどで、異なるのは「阿吽」の表情だけです。

瀧泉寺(目黒不動尊) 前不動堂





目次
仁王門を守る狛犬(参道・下境内)
参道を守る狛犬(参道・下境内)
男坂を守る狛犬(参道・下境内)
山王鳥居前・大本堂を守る狛犬(参道・上境内)
地主神を守る狛犬(上境内)
微笑観音菩薩を守る狛犬(上境内)
彗眼堂を守る狛犬(上境内)
八大童子の山を守る狛犬(上境内)
独鈷の滝を守る狛犬(下境内)
前不動堂を守る狛犬(下境内)
狛犬の年齢
アクセス
主な行事・お祭り
瀧泉寺(目黒不動尊)境内
近くにある神社・寺
 

仁王門を守る狛犬(参道・下境内)

仁王門には、門の前と裏側の2ヵ所にいます。
どちらも比較的若手の狛犬です。

入口を守る狛犬は1999年(平成11年)奉納。

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 仁王門

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 仁王門

 

裏側を守る石膏製の狛犬は、1978年(昭和53年)奉納。
こちらは狛犬の方にがついています。

龍神社(京都)の狛犬をモデルに制作されたそうで、靖國神社の狛犬のベースにもなっています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 仁王門

 

参道を守る狛犬(参道・下境内)

獅子と言うよりも、和犬といったほうがピッタリな狛犬。
長い尻尾をカールさせたかわいらしい姿で、どちらも子連れ。

1862年(文久2年)、江戸幕府14代将軍・徳川家茂の頃に作られています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 参道

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 参道

 

男坂を守る狛犬(参道・下境内)

男坂向かって左側、柱に寄り掛かるように座る親子狛犬。

子犬がお母さん犬にじゃれついている姿がかわいらしい。

瀧泉寺(目黒不動尊) 男坂

瀧泉寺(目黒不動尊) 男坂 狛犬

 

反対側には狛犬は不在のシングルタイプ。

代わりに、家光公の鷹が境内の大きな松の枝に飛び戻ってきた話に由来する「鷹居の松」の鷹居松標柱と鷹、二鶏とヒヨコの石板レリーフ、カエルの石像があります。

瀧泉寺(目黒不動尊) 男坂 鷹居の松

瀧泉寺(目黒不動尊) 男坂




 

山王鳥居前・大本堂を守る狛犬(参道・上境内)

男坂を登り切ったところには、1654年(承応3年)、江戸幕府第4代将軍・徳川家綱の頃に作られた都内最古の狛犬。

丸みのあるシルエットで、お尻がぷりっとした愛嬌あるお顔。
胸・足には銘が彫られています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 山王鳥居前

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 山王鳥居前

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 山王鳥居前

 

地主神を守る狛犬(上境内)

地主神の左右にも狛犬がいるのですが、境内からは木々で見えません。
一旦出て公園から柵越しに確認できます。

瀧泉寺(目黒不動尊) 地主神(大行事権現)
見えにくい…
瀧泉寺(目黒不動尊) 地主神(大行事権現)
後方には公園がありました。

瀧泉寺(目黒不動尊) 地主神(大行事権現)

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 地主神

 

微笑観音菩薩を守る狛犬(上境内)

右側の狛犬は、1840年(天保11年)の先代江戸牡丹
体に牡丹の花があしらわれ、大きな渦巻きの尾。

瀧泉寺(目黒不動尊) 微笑観音像

瀧泉寺(目黒不動尊) 微笑観音像
すぐ近くには愛染明王での参拝方法の案内板

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 微笑観音菩薩

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 微笑観音菩薩

 

また、台座と台石にまで子供狛犬の様子が彫られています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 微笑観音菩薩

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 微笑観音菩薩

 

だいぶ年数が経っていることもあり、後ろの方は崩れてきてしまっていました。

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 微笑観音菩薩

 

左側には、新しく小ぶりの狛犬。
量産型の岡崎型狛犬です。

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 微笑観音菩薩




 

彗眼堂を守る狛犬(上境内)

石垣の上に鎮座する朱色の彗眼堂の前には、護国型の横縞が印象的な狛犬が控えています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 彗眼堂

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 彗眼堂

 

八大童子の山を守る狛犬(上境内)

境内右側の一番奥、鐘楼堂の先。
不動明王の券属の童子たちが安置されている八大童子の山の前に狛犬が鎮座している様子がみられます。

通常、門が閉ざされていて一般参拝は不可。
毎月28日の縁日の日のみ通行できます。

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門 八大童子の山

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門 八大童子の山

 

独鈷の滝を守る狛犬(下境内)

水かけ不動尊の奥、独鈷の滝の周囲には、子連れ犬の像が複数みられます。

瀧泉寺(目黒不動尊) 独鈷の滝・水かけ不動明王

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 独鈷の滝

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 独鈷の滝

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 独鈷の滝

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 独鈷の滝

 

前不動堂を守る狛犬(下境内)

うなだれるような姿の和犬型狛犬。
「どうしたの?」と思わず声を掛けたくなるような…。

叱られてうなだれているわけではなく、お不動様のご威光に深く敬服している姿
目元をみると、ちょっと上目使い?

1862年(文久2年)奉納。
長い尻尾はくるくる巻きで「の」の字。
背中には毛並みを表した細かな模様が見えます。

瀧泉寺(目黒不動尊) 前不動堂

瀧泉寺(目黒不動尊) 狛犬 前不動堂

瀧泉寺(目黒不動尊) 前不動堂

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の狛犬の年齢

瀧泉寺(目黒不動尊)を守る狛犬で、作られた年数がわかったのは以下。

1654年(承応3年)…山王鳥居前ペア
1840年(天保11年)…微笑観音菩薩の右側
1862年(文久2年)1月…参道ペア
1862年(文久2年)1月…前不動堂ペア
1978年(昭和53年)…仁王門裏側ペア
1999年(平成11年)…仁王門前ペア

都内最古と言われる山王鳥居前の狛犬ペアは、ゆうに370歳超え!

次いで、微笑観音菩薩の右側の狛犬は185歳超え。

参道ペアと前不動堂ペアは160歳超え。

仁王門裏側ペアの45歳越え、仁王門前ペアの25歳超えと古参に比べると若手です。

 




瀧泉寺(目黒不動尊)の詳細

瀧泉寺(目黒不動尊)へのアクセス


瀧泉寺(目黒不動尊)の主な行事・お祭り
  • 1月:開山忌(慈覚大師忌)、干支まつり
  • 2月:豆まき式、涅槃會
  • 3月:刷毛・筆供養會、春季彼岸會
  • 4月:花まつり、大施餓鬼會
  • 6月:山家會
  • 7月:盂蘭盆會
  • 9月:秋季彼岸會
  • 10月:甘藷まつり
  • 11月:霜月會
  • 12月:成道會、星曼荼羅ご開帳
  • 毎月28日:目黒不動尊大縁日
  • 毎月8・18・28日:ご縁日護摩

瀧泉寺(目黒不動尊)境内
瀧泉寺(目黒不動尊)本堂 関東三十六不動霊場・十八番札所。福寿開運の仏・不動明王を祀ります。
上境内 愛染明王や石不動、延命地蔵尊など多数の石仏が安置。甘藷先生の銅像も。
下境内 スピリチュアルな伝説が残る独鈷の滝やたくさんのお堂が並ぶエリア。パワースポット・水かけ不動明王も。
瀧泉寺三福堂 弁天池にある、山手三福神、豊川稲荷、福珠稲荷大明神、白龍大権現を祀るお堂。
伏見稲荷・比翼塚 仁王門近くにある正一位稲荷大神。隣には、権八・小柴の悲話を伝える比翼塚。

瀧泉寺(目黒不動尊)近くのおすすめ神社・寺
天恩山 五百羅漢寺 近代的な外観のお寺。十数年かけ作り上げた仏像彫刻を拝観できる、仏様のミュージアム。
海福寺 目黒区の指定文化財である赤い山門の四脚門は、宇和島藩伊達家から寄進されたものです。
成就院(蛸薬師) 御本尊が3匹の蛸にささえられる蓮華座に乗る薬師如来像。天台宗の寺院。




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