【不動前】仏像とさつまいも!瀧泉寺(目黒不動尊)の上境内

目黒不動尊の呼び名で親しまれている瀧泉寺は、仁王門がある平地エリア(下境内)と、大本堂が建てられている高台(上境内)の2段構成になっています。

上境内には大本堂と大日如来坐像の他、意志不動尊や微笑観音像など多数の仏像や、二宮尊徳と青木昆陽の像銅などが大本堂の左右に安置。

特に大本堂左奥にある愛染明王は、良縁成就のご利益があるパワースポットととして有名です。
参拝方法をしっかり守るのがマスト(案内板あり)!

大本堂と大日如来坐像を参拝したら、こちらも見ておきたいエリアです。





目次
意志不動尊(石不動)
微笑観音像
愛染明王
延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)
青木昆陽さんの銅像
虚空菩薩像
護衛不動尊
彗眼堂
鐘楼堂
八大童子の山
アクセス
主な行事・お祭り
瀧泉寺(目黒不動尊)境内
近くにある神社・寺
 

瀧泉寺(目黒不動尊)の意志不動尊(石不動)

本堂左手側エリア、垣に囲われた敷地の中央に鎮座するのは意志不動尊

なぜか、境内案内図やお賽銭箱には「石不動」。
石のような意思で動じない…なんてことでしょうか!?

奥に不動明王立像、その手前に不動明王の眷属。
右側の合掌している方が矜羯羅童子(こんがらどうじ)で、左側に剣を持っているのが制多迦童子(せいたかどうじ)です。

また、左脇に太郎坊・次郎坊の石塔、右脇には馬頭観世音菩薩

瀧泉寺(目黒不動尊) 境内

瀧泉寺(目黒不動尊) 意志不動尊(石不動)

瀧泉寺(目黒不動尊) 意志不動尊(石不動)

瀧泉寺(目黒不動尊) 意志不動尊(石不動)

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の微笑観音像

意志不動の右側に鎮座する、優しく柔らかな表情の観音さま。

石碑には観音教の一句「慈眼視衆生(観音様はいつも優しい慈悲の眼で全ての人々を見ています)」。

両サイドに控える狛犬は、左側の方が新しいようです。
しかも、サイズもちっさぁ!?

右側の狛犬は台座上に牡丹と犬が刻まれ、台座下には子犬が戯れている様子が彫られています。

そして、微笑観世音菩薩の左側には不動明王文字碑

瀧泉寺(目黒不動尊) 微笑観音像

瀧泉寺(目黒不動尊) 微笑観音像
すぐ近くには愛染明王での参拝方法の案内板

瀧泉寺(目黒不動尊) 微笑観音像

瀧泉寺(目黒不動尊) 不動明王文字碑

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の愛染明王

微笑観音の右側には愛染明王

頭には獅子の冠をかぶり、一面六臂で忿怒の形相。
宝瓶の上に咲いた蓮の華の上に結跏趺坐で座り、後背に日輪を背負っていらっしゃいます。

一切衆生を諸々の苦悩から救うための十二の広大な誓願(十二大願)から、恋愛・縁結び・家庭円満のご利益があるパワースポットとして有名。
なにせ、キューピッドと同じく弓矢をお持ちですから。

愛染明王様が立つ台座は、「当たるも八卦」の言葉を表した八角形!
絵馬も八角形の八卦文様で統一しています。

参拝方法は、男性は右側より反時計回りに。
女性は左側より時計回りに廻ることで良縁・縁結びが得られると言われています。

お参りの仕方が書かれた案内板もあるので安心です。

瀧泉寺(目黒不動尊) 愛染明王

瀧泉寺(目黒不動尊) 愛染明王

瀧泉寺(目黒不動尊) 愛染明王 参拝方法




 

瀧泉寺(目黒不動尊)の延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)

本堂の階段、右側には本海・山海・暁海の木食三上人が願主となって鋳造された延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)。
生まれた子を守りその寿命を延ばす仏様で、右手に錫杖、左手に宝珠をお持ちです。

台石にお地蔵さまが腰掛けているお姿で、前に立つ石柱には脇侍の童子。

右は法性をととのえ御する掌善童子で、白色白蓮花を。
左は無明を降伏させる掌悪童子で、赤色金剛書を持っています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 境内

瀧泉寺(目黒不動尊) 延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)

瀧泉寺(目黒不動尊) 延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)

 

延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)の背後にはサツマイモ畑

ここで採れたサツマイモは、毎年10月におこなわれる甘薯祭りで使われています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 上境内

 

また、延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)の左側には二宮尊徳像

二宮尊徳も熱烈な不動尊信仰者だったそうで、報徳仕法の成功を祈誓し参拝していたのだとか。

台座には「慈覚勇昆陽仁尊徳智」。
慈覚大師の行動(勇)、青木昆陽の慈愛(仁)、二宮尊徳の勤勉(智)を表しています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 二宮尊徳像

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の青木昆陽さんの銅像

延命地蔵尊(子守り延命地蔵尊)の正面あたりにあるのが、さつまいもの栽培方法を広めた甘藷先生(かんしょせんせい)こと青木昆陽さんの銅像。

手にはサツマイモを持ち、位置的にサツマイモ畑を見つめている?
もちろん、石像の下にもサツマイモが植えられています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 青木昆陽さんの銅像

 

青木昆陽さんは、江戸時代中期の八代将軍徳川吉宗の時代、飢饉対策としてサツマイモの栽培研究に取り組み、その普及に貢献された方。

天明の大飢饉では多くの命を救うなどした功績から、サツマイモの別名をとって甘薯先生と呼ばれるようになりました。

目黒不動尊には青木昆陽さんのお墓があり国指定史跡になっています。
そのため、縁日ではサツマイモの屋台が並びます

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の虚空菩薩像

サツマイモ畑の後ろには、丑年・寅年の守り本尊である虚空蔵菩薩
近くの石柱にはがいますが、虎が見当たりません。

広大な宇宙のような無限の知恵と慈悲を持った菩薩さまで、知恵や知識、記憶の面でご利益があると言われています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 虚空菩薩像

瀧泉寺(目黒不動尊) 虚空菩薩像

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の護衛不動尊

サツマイモ畑の右側、虚空菩薩像の隣に安置されているのが、目黒不動開山千二百年記念(2008年)に奉安された災厄除けの護衛不動尊

瀧泉寺(目黒不動尊) 護衛不動尊

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の彗眼堂

石垣の上にみえるだけで参拝できない朱色の彗眼堂。
護国型のハッキリとした横縞が印象的な狛犬が控えています。

大師(厄除、元三大師)と慈大師(天海大僧正)のお二人から一字をとって名付けられたそうです。

瀧泉寺(目黒不動尊) 彗眼堂

瀧泉寺(目黒不動尊) 彗眼堂

瀧泉寺(目黒不動尊) 彗眼堂

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の鐘楼堂

朝6時と夕方18時に時を告げる鐘楼堂。
大晦日には一般へ開放されています。

瀧泉寺(目黒不動尊) 鐘楼堂

瀧泉寺(目黒不動尊) 鐘楼堂

 

瀧泉寺(目黒不動尊)の八大童子の山

境内右側の一番奥、鐘楼堂の先にある八大童子の山には、不動明王の券属の童子たちが安置されており、礼拝者を守ってくれます。

通常は門が閉ざされていて一般参拝は不可。
毎月28日の縁日の日のみ通行できます。

不動明王を中心に以下↓

慧喜童子(えいきどうじ)
指德童子(しとくどうじ)
鳥倶婆誐童子(うくばきゃどうじ)
矜迦羅童子(こんがらどうじ)
阿耨逹多童子(あのくたったどうじ)
制吒迦童子(せいたかどうじ)
慧光童子(えこうどうじ)
淸淨童子(しゃうじゃうどうじ)

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門 八大童子の山

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門 八大童子の山

瀧泉寺(目黒不動尊) 仁王門 八大童子の山

 




瀧泉寺(目黒不動尊)

瀧泉寺(目黒不動尊)へのアクセス


瀧泉寺(目黒不動尊)の主な行事・お祭り
  • 1月:開山忌(慈覚大師忌)、干支まつり
  • 2月:豆まき式、涅槃會
  • 3月:刷毛・筆供養會、春季彼岸會
  • 4月:花まつり、大施餓鬼會
  • 6月:山家會
  • 7月:盂蘭盆會
  • 9月:秋季彼岸會
  • 10月:甘藷まつり
  • 11月:霜月會
  • 12月:成道會、星曼荼羅ご開帳
  • 毎月28日:目黒不動尊大縁日
  • 毎月8・18・28日:ご縁日護摩

瀧泉寺(目黒不動尊)境内
瀧泉寺(目黒不動尊)本堂 関東三十六不動霊場・十八番札所。福寿開運の仏・不動明王を祀ります。
下境内 スピリチュアルな伝説が残る独鈷の滝やたくさんのお堂が並ぶエリア。パワースポット・水かけ不動明王も。
瀧泉寺三福堂 弁天池にある、山手三福神、豊川稲荷、福珠稲荷大明神、白龍大権現を祀るお堂。
伏見稲荷・比翼塚 仁王門近くにある正一位稲荷大神。隣には、権八・小柴の悲話を伝える比翼塚。

瀧泉寺(目黒不動尊)近くのおすすめ神社・寺
天恩山 五百羅漢寺 近代的な外観のお寺。十数年かけ作り上げた仏像彫刻を拝観できる、仏様のミュージアム。
海福寺 目黒区の指定文化財である赤い山門の四脚門は、宇和島藩伊達家から寄進されたものです。
成就院(蛸薬師) 御本尊が3匹の蛸にささえられる蓮華座に乗る薬師如来像。天台宗の寺院。




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