港の見える丘公園はフランス山エリアとイギリス山エリアに分かれており、フランス山エリアはフランス領事館などの歴史が残る遊歩道。
木々や草花が生い茂る道は、気持ちよい散策スポットです。
一方、フランス山地区を上った先、展望台から先に広がるイギリス山地区は、3つのガーデンやイギリス館・山手111番館などの西洋建築が点在する華やかなエリア。
観光スポット、デートスポットとしても人気です。
目次
・香りの庭
・イングリッシュローズの庭
・バラとカスケードの庭
・バラの見頃
・入場料・開園時間
・ガーデンベア
・アクセス
・近くにある神社・寺
港の見える丘公園「香りの庭」
「香りの庭」はその名の通り、香りが素晴らしいバラや草花を集めた沈床花壇が広がる庭。
4つの香りのテーマに合わせたバラが植えられています。
バラの定番を集めた香りの「ダマスク」
ラズベリーやライチなどフルーツの名前で表現されている香りの「フルーツ」
柔らかい癒しの香りの「ティー」
ハーブのような独特な香りの「ミルラ」
中心部に噴水があり、展望台の反対側に大佛次郎記念館があります。
ベンチは、バラや草花が咲くアーチの先にも置かれており、さながら絵画や絵本のよう。
絶好の撮影スポットとして、この時期は特に大人気です。
港の見える丘公園「イングリッシュローズの庭」
イギリス館の前にある、約150種、約800株のバラと宿根草、一年草を混植した英国風の庭。
小道を歩きながら鑑賞できます。
港の見える丘公園「バラとカスケードの庭」
バラとカスケードの庭は、イギリス館と山手111番館の裏手に位置するガーデンです。
イギリス館の庭の沿うように作られている小径では、イギリス館と相まって異国情緒あふれる場面に。
山手111番館の斜面に造られた花壇には、バラをはじめとするさまざまな草花が咲き誇っています。
庭園の様子は山手111番館の室内だけでなく、1階にある「カフェ・ザ・ローズ」からも楽しめます。
港の見える丘公園のバラの見頃は？
特にバラが見事に咲き広がる5月は多くの人が訪れています。
訪れた日は5月下旬の日曜日。
ピークを少し過ぎた頃でしたが、バラや草花が咲く姿はきれいで、アーチなどを華やかに彩っていました。
展望台に到着したのは9時を少し過ぎた頃でしたが、すでに多くの人で賑わっていました。
とはいえ、ピーク時に比べたら少ないでしょうか。
ちなみに、見頃は通常であれば中旬。
たまに早い年では、上旬に見頃を迎えることもあるそうです。
港の見える丘公園の入場料・開園時間
各ガーデンもイギリス館・山手111番館も料金無料で見学できます。
入場料など一切不要。
また、フランス山地区は開園時間が決まっていますが、港の見える丘公園の各ガーデンは24時間開園
しています。
ただ、イギリス館や山手111番館などは見学時間が決まっています。
イギリス館…9：30～17：00、第4水曜日（休日の場合は翌日）と年末年始（12月29日～1月3日）はお休み。
山手111番館…9：30～17：00、第2水曜日（休日の場合は、翌日）と年末年始（12月29日～1月3日）はお休み。
横浜ローズウィークのシンボル・ガーデンベア
5月は、港の見える丘公園だけでなく横浜市内各所でバラが見ごろを迎えます。
市内各所においてバラがテーマのイベント「横浜ローズウィーク」が開催されており、横浜の歴史と風景と共にバラを楽しめる「バラの街歩き」期間。
港の見える丘公園、山下公園、横浜市役所、アメリカ山公園、横浜山手西洋館、横浜イングリッシュガーデン、八景島バラ園など、横浜市内各所そのシンボルともいえるガーデンベアが各所に設置されています。
場所によってガーデンベアの設置期間が違うので要注意です。
港の見える丘公園の詳細
港の見える丘公園へのアクセス
- みなとみらい線：元町・中華街駅より徒歩7分
港の見える丘公園近くのおすすめ神社・寺
| 元町厳島神社 | 横浜元町を鎮守する守護神。3人の女神様が祀られています。 |
|---|---|
| 第六天稲荷社 | こじんまりとした境内。独特の雰囲気がある神社です。 |
| 北方皇太神宮 | 神明造りの社殿に、御祭神は天照皇大神（女神様）。伊勢山と呼ばれた皇太神宮です。 |
