元町クラフトマンシップストリート・元町仲通りの奥に鎮座する元町厳島神社。
4人の女神様を祀るほか、境内社に皇大神宮と金刀比羅宮があります。
メインストリートからも朱色の鳥居(1933年/昭和8年建立)が見え、近づくとその大きさにびっくりします。
目次
・ご利益
・境内
・本殿と境内社
・御朱印とお守り
・例祭と夏祭り
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くのおすすめ神社・寺
・近くのおすすめグルメ
元町厳島神社のご利益
元町厳島神社の旧社格は村社。
御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、多岐理姫命(たきりひめのみこと)、多岐都姫命(たぎつひめのみこと)、木花開耶毘賣命(このはなさくやひめのみこと)といずれも女神様です。
御朱印にも4人の女神さまのスタンプが。
なかでも市杵島姫命は「美の女神」と称される万能の神様であることからも、商売繁昌、航海安全、合格祈願、学業成就、縁結び、子宝などたくさんのご利益があると言われています。
市杵島姫命、多岐理姫命、多岐都姫命は海上交通の神として古くから祀られており、「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」とも言われています。
かつては「杉山弁天」と称され、関内の「清水弁天」とは対になる存在でした。
交通安全はもちろん、人生を長い航路に例えて、安産・学業成就・良縁などなど…さまざまなご利益があると言われています。
元町厳島神社の境内
鳥居の先には、左手に自治会館、右手が児童公園。
児童公園には横浜市名木古木指定の銀杏があります。
社殿は階段を上った先にあります。
階段を上った右手には手水舎。
手水舎は、1864年(元治元年)に森石屋九兵衛によって献納されたものです。
お花が飾られており、下には水受けが。
雅です。
元町厳島神社の本殿と境内社
現在の社殿は1961年に竣工。
鉄筋コンクリート造です。
拝殿前には、横浜市名木古木指定の桜。
桜が咲く時期には、さぞきれいに彩ってくれるのではないでしょうか。
社殿の左手には、境内社が二社あります。
皇太神宮と金刀比羅宮です。
皇大神宮のご祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
1933年(昭和8年)の遍座に伴い、末社としてお祀りしています。
金刀比羅宮のご祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇(すとくてんのう)。
明治2年の神仏分離以前より厳島神社と共にお祀りしています。
皇太神宮と金刀比羅宮に向かい合うように、献燈が置かれています。
元町厳島神社の御朱印は?
御朱印は鳥居の左手にある授与所でいただけます。
ただ、平日は不在にしていることが多く、必ず頂けるとは限りません。
日曜日や祭事がある際に参拝した時に頂くことができました。
元町厳島神社の例祭と夏祭り
例祭は、古くは11月におこなわれていましたが、現在は6月2日。
1860年(万延元年)に開港1周年記念の大祭がおこなわれて以降、この日が例祭日になったそうです。
夏祭りは隔年で、8月の第1土・日に実施しています。
※夏祭りの様子はこちら
また、元町厳島神社の奉賛会では、年会費1,200円(2024年5月時点)で恒例祭、行事、旅行などの案内がいただけます。
元町厳島神社の詳細
元町厳島神社へのアクセス
- JR根岸線:石川町(元町・中華街)駅より徒歩6分
- みなとみらい線:元町・中華街駅より徒歩8分
元町厳島神社の主な行事・お祭り
- 1月:歳旦祭
- 2月:節分祭
- 6月:例祭、大祓
- 8月:夏祭り(隔年)
- 11月:大祓
- 毎月2日:月次祭(1・6月を除く)
元町厳島神社近くのおすすめ神社・寺
石川町諏訪神社 | 浜のおすわさん。「火防の神」としての信仰が深いです。 |
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第六天稲荷社(横浜市中区) | こじんまりとした境内に竹林。独特の雰囲気がある神社です。 |
北方皇太神宮 | 神明造りの社殿に、御祭神は天照皇大神(女神様)。伊勢山と呼ばれた皇太神宮です。 |
元町厳島神社近くのおすすめグルメ
純喫茶モデル | 昭和レトロな懐かしい喫茶店。レンガを取り入れた暖かみのある内装です。 |
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喫茶エレーナ | 港町を一望できる山手の高台にある老舗喫茶店。 |
ブラフガーデンカフェ | 「外交官の家」に併設されているカフェ。ガーデン席ではペット同伴可です。 |