横浜散歩③御朱印にもまさる様!お三の宮日枝神社のご利益とは

常照寺からほど近い場所にあるお三の宮日枝神社
ご鎮座340年と古い歴史をもつ神社です。

古くは「山王宮」が「山の宮」と呼ばれていたのが訛り、「おさんの宮」に変化。

さらに、「お三の人柱伝説」から「お三の宮」と描かれるようになったそうです(お三の人柱伝説については、公式サイトに詳しく掲載されています。興味ある方は是非!)。

鳥居は、鳥居の上に合掌形の破風のついた日枝神社特有の「山王鳥居」。

山王鳥居の近くにいる狛犬は、なんと砲弾を抱えています。
明治の終わり、日露戦捷記念で建てられたのだとか。

足を掛けている物もすごければ、お顔立ちもすごいですね。
迫力ある!

砲弾抱えている狛犬なんて初めてみました!最強かよ!?



 

両脇でがっちり砲弾。不届き者にドカンと一発か!?

 

お三の宮日枝神社の主祭神は大山咋命(おおやまくひのみこと)。
相殿神は宇迦之御魂命(うがのみたまのみこと)です。

大山咋命は、音を立てて飛ぶ赤い鏑矢「丹塗の鳴鏑」の化身として、開運・子授け・縁結びのご利益が。

「おさん」の伝説からお産(安産)のご利益。

神様のお使いが神猿(まさる)であることから、「魔が去る」「何事にも勝る」に通じて厄除け・勝負ごとにご利益があると言われています。

宇迦之御魂命は五穀豊穣の神・商売繁昌の守り神として、稲荷神社として祀られています。

境内には、まさる様を見つけることができます。

手水舎の蟇股に施された「神猿さん」の彫刻。
表面は男神猿で、裏面は赤ん坊を抱いた女神猿です。

 

拝殿前にいる狛犬は、鳥居のところに鎮座する狛犬とはまた趣が異なり、愛嬌のあるニカッと笑顔。

 

拝殿は、本殿・幣殿・拝殿の権現造、銅葺です。
拝殿の左側には神楽殿、そして幼稚園があります。

 

右側には堰神社。
こちらは一旦、境内を出てぐるりと回って参拝です。

吉田新田の用水堰の守神として水速女神(みずはやめのかみ)が、さらに道祖社、長者稲荷社、庚神社が合祀されています。

「せき」と読むことから、いつしか咳の神様の信仰も。

 

御朱印は、当面の間は書置きのようです。

ピンク色の下地に描かれて華やか。
紙は2ヶ月ごとに変わるのだとか。

また、奇数月と偶数月で神猿印が異なります。
奇数月では男猿、偶数では親子猿です。

 

まさる様といえば、東京の日枝神社が思い出されます。

御朱印と一緒に授与されたストラップは、自転車の鍵につけて毎日持ち歩いています。

まさる様繋がりの神社が横浜にもあったとは!
まだまだ神社仏閣の勉強がたりません。

お三の宮日枝神社を参拝したら、また赤坂に行きたくなりました。

 

懐かしい思い出にほっこりしたら、今度はゆず壁画がある岡村天満宮です。

 



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