【等々力】夢のお告げで見た渓谷!瀧轟山 明王院 等々力不動尊

自然あふれる等々力渓谷に鎮座する等々力不動尊(読み方はとどろきふどうそん)は、関東三十六不動の第十七番、玉川八十八ケ所霊場三十三番。

大日如来の化身ともいわれる不動明王を祀っており、境内に等々力渓谷を擁することから「等々力のお不動さん」として長く信仰されてきました。

また、東急大井町線の向こう反対側にある満願寺の別院であり、正式名称は「滝轟山明王院」。
「滝轟山」は音読みで「りゅうごうさん」と読みます。

境内には満願寺から移築した山門・本堂・拝殿、懸造りの回廊、稚児大師堂などがあり、隣接する等々力渓谷では春には花見、秋には紅葉が楽しめる自然豊かな場所。
都会の中の憩いの場となっています。

等々力不動尊(満願寺) 本堂





目次
歴史とご本尊・ご利益
山門
境内
本堂
お茶屋「四季の花」
御朱印・お守り・おみくじ
アクセス
主な行事・お祭り
近くにある神社・寺
 

等々力不動尊(満願寺)の歴史とご本尊・ご利益

ご本尊は金剛界大日如来

厄除けや合格祈願、学業成就、縁結び、交通安全、安産祈願などさまざまなご利益があると信仰されています。

また、戦国時代の武将・吉良氏の戦勝祈願所にされていたことから、勝負運・勝ち運のご利益も授けていただけるとも。

 

そんな等々力不動尊の始まりは、真言宗の祖・興教大師(覚鑁上人/かくばんしょうにん)の夢の中にお不動様が現れたことから。

「関東に結縁の地がある」とのお告げをうけた興教大師は、信心する役之行者作の御不動様を背負って関東に向かったところ、夢でみたのと同じ渓谷を発見。

錫杖で岩をうがつと玲瓏と瀧が流れ出したので、そこにご不動様を安置したのが始まりとされています。

 

等々力不動尊(満願寺)の山門

等々力渓谷は現在通行禁止(2025年3月)となっているため、最寄り駅である東急大井町線等々力駅から遊歩道を通って参拝することはできません(世田谷区の公式サイトでは、令和7年度中に禁止措置を解除できる見込みとありました)。

なので、等々力駅から用賀仲町通りに沿って歩き、環八と目黒通りが交差する等々力不動前交差点から目黒通りを多摩川の方へいったところにある山門から入って参拝します。

山門の前には駐車場。
現在の山門は、1968年に満願寺から移築されてきたものです。

等々力不動尊(満願寺) 駐車場

等々力不動尊(満願寺) 山門

等々力不動尊(満願寺) 山門

等々力不動尊(満願寺) 山門

 

等々力不動尊(満願寺)の境内

山門をくぐって左側には北向庚申塔草木供養碑展望台

北向庚申塔の社背後には、整えられた花が植えられていました(展望台から見えます)。

等々力不動尊(満願寺) 境内

等々力不動尊(満願寺) 北向庚申塔と草木供養碑
北向庚申塔と草木供養碑

等々力不動尊(満願寺) 北向庚申塔

等々力不動尊(満願寺) 境内

 

展望台からは等々力渓谷が一望。
眼下には弁天堂が見えます。

モミジの木が植えられていることからも、秋の紅葉スポットとなっています。

等々力不動尊(満願寺) 展望台

等々力不動尊(満願寺) 展望台

等々力不動尊(満願寺) 展望台

 

展望台の下には白象
こちらは花まつりの時に、子供達にひかれて練り歩きます。

等々力不動尊(満願寺) 白象

 

山門右側には手水舎。

その後ろには切株らしきものがあるのですが、その形がなんだから龍の手(足?)に似ていてやたら迫力がありました。

等々力不動尊(満願寺) 手水舎

等々力不動尊(満願寺) 境内

 

隣には明王院大師堂

等々力不動尊(満願寺) 明王院大師堂

等々力不動尊(満願寺) 明王院大師堂




 

等々力不動尊(満願寺)の本堂

お堂は山門をくぐった先、正面に鎮座。

参道の両脇には紅白の吹き流しが風にたなびいています。

等々力不動尊(満願寺) 本堂

等々力不動尊(満願寺) 本堂

等々力不動尊(満願寺) 本堂

 

本堂も山門同様に、満願寺から移築された江戸時代の建築物
「不動尊」と書かれた大きな赤い提灯がぶら下がっています。

等々力不動尊(満願寺) 本堂

 

また、参拝した日はお釈迦様の誕生を祝う「花まつり」が近い頃だったことからも、お堂の前には花御堂が設置されていました。

この花まつりの前後では境内に鉢植えの花が飾られ、花溢れる花の寺となります。

等々力不動尊(満願寺) 本堂 花まつり準備中
花まつり準備中

等々力不動尊(満願寺) 本堂 花まつり準備中

 

本堂左側には、等々力渓谷に繋がる道があります。

※等々力渓谷の不動の滝・神変窟・弘法大師のご御堂の詳細はこちら

等々力不動尊(満願寺) 境内

 

ちなみに、等々力不動尊での護摩焚きは、元旦、1月2~7日、初不動、五月大祭、十月大祭、年末の納めの不動などの際に斎行。

お正月期間は1日に時間を何回か設けておこなっています。

 

等々力不動尊(満願寺)のお茶屋「四季の花」

ご本堂向かって右側にはお茶屋「四季の花」。

ソフトクリームやコーヒーが美味しいお店で、等々力不動尊限定の不動饅頭を販売しています。

等々力不動尊(満願寺) お茶屋「四季の花」

 

また本堂の下、等々力渓谷には不動の瀧の音を聞きながら休憩できる甘味処「雪月花」も。

お菓子付きのお抹茶や季節限定の甘味などがいただけます。

 

等々力不動尊(満願寺)の御朱印・お守り・おみくじ

御朱印やお守り、護符などは、本堂左側の寺務所でいただけます。

御朱印は、「瀧轟山 明王院 等々力不動尊」と「関東三十六不動霊場 第十七番札所の差し替え御朱印」。

おみくじでは、不動明王をかたどった「不動明王おみくじ」が人気です。

青い身体に背中には火炎、金髪、牙が生えたキリッとしたお顔の不動明王はの可愛らしい人形型で、人形の下にある赤い紐を引くと中からおみくじが出てきます。

等々力不動尊(満願寺) 寺務所

 




等々力不動尊(満願寺)の詳細

等々力不動尊(満願寺)へのアクセス


等々力不動尊(満願寺)の主な行事・お祭り
  • 1月:元旦護摩供、初詣、初不動、大護摩供
  • 2月:節分会
  • 4月:花まつり
  • 5月:五月大祭
  • 10月:七五三、十月大祭、大護摩供
  • 12月:納めの不動

等々力不動尊(満願寺)近くのおすすめ神社・寺
満願寺 日本三体地蔵「一言地蔵尊」を安置する真言宗智山派の寺院。
玉川神社 目黒通り沿いにある、等々力の自然に囲まれた神社。獅子の子落としやがまんさまも見られます。
野毛六所神社 深澤神社の兼務社。高台にある眺めのよい神社です。
影光山 善養寺 巨大な石像が立ち並び圧巻。秋の紅葉が美しいお寺です。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です