東京創元社の「案山子の村の殺人」は、作中の大学生コンビ推理作家のペンネーム楠谷佑で出版されているミステリー小説です。
秩父の山奥、大雪により村全体が閉じ込められるクローズド・サークルでの殺人。
田舎の暮らしを体験するべく旅行で来ていたコンビミステリー作家で、従兄弟同士の大学生男子・理久と真舟が、推理の基本であるフーダニット、そしてハウダニットも絡めつつ謎を解いていきます。
舞台となる村の描写はとても丁寧で、自分もそこにいるかのよう。
さらに案山子の魅力についても触れており、作中に出て案山子の村が実際にあるなら見てみたいと、ちょっとした観光気分が味わえました。





