遊行寺坂を挟んで、清浄光寺(遊行寺)の向かいにある藤澤諏訪神社は、藤沢駅より徒歩15分の距離にあります。
藤澤諏訪神社は遊行寺坂の中腹あたりに境内へと続く鳥居があり、階段を上った先に社殿があります。
目次
・ご祭神・ご利益
・境内
・社殿
・境内社
・御朱印
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
藤澤諏訪神社のご祭神・ご利益
藤澤諏訪神社は藤沢山(とうたくさん)の守護神として、藤沢宿の東方面の町々の総鎮守。
ご祭神は、建御名方富神(たけみなかたとみのみこと)と八坂刀売神(やさかとめのみこと)。
建御名方富神の父神は大国主神(大黒さま)。
農耕の神、蚕業の神として信仰されています。
遊行寺の呑海上人(どんかいしょうにん)が、信州諏訪から勧請したと伝えられています。
そのため、今でも遊行上人が元旦に参拝、お札くばりが行われています。
8月の例祭では各町内の山車が出そろい、神輿などが出て大変にぎやか。
西富地区に伝わる祭ばやし「西富ばやし」は市指定無形文化財になっています。
藤澤諏訪神社の境内
一の鳥居をくぐり、階段を上った先に二の鳥居。
向かって右側に社務所があります。
二の鳥居を通った先の階段を上ると本殿があります。
本殿向かって右側には、境内社・祖霊社・道祖神と手水舎があります。
藤澤諏訪神社の社殿
御祭神は建御名方富命(たけみなかたのみこと)、八坂刀売命(やさかとめのかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)。
遊行寺の守護神としてお祀りされたのが始まりであることからも、明治の神仏分離の後も、例大祭などで神仏習合がみられます。
1月の元旦祭には遊行上人様が神社にご参拝し「南無阿弥陀仏」のお札をお授けくださいます。
4月には藤沢七福神の大黒天を祭る「大黒天祭」、8月には例祭終了後に遊行寺にて奉幣の儀と鳳凰・龍の神輿が氏子の町内を回る神幸祭とおこなっています。
藤澤諏訪神社の境内社
手水舎の隣、奥まった広いスペースには境内社・祖霊社・道祖神が並びます。
向かって左側から道祖神。
道の四辻にお祭りしてある神様で自然石。
文字や像などを刻んださまざまな形があります。
祭神はヤチマタヒコ、ヤチマタヒメで、災害除去や疫病予防の神様です。
元は仲久保町の守護神でした。
真ん中には大黒天社。
諏訪神社ご祭神の建御名方富命は大黒さまの御子ということで、藤沢七福神の大黒天に選ばれました。
大黒天社の隣は祖霊神。
日清・日露戦争、大東亜戦争で亡くなれた方を祀っています。
その隣は太子堂。
祭神は聖徳太子(厩戸皇子)です。
藤澤諏訪神社の御朱印
現在(2024年5月)、御朱印は書き置きのみの対応となっている様子。
「諏訪大明神」「神力演大光」「大黒天」の3種類。
また、境内にある社務所で書置きをいただけるようですが、宮司さまご自宅でいただいた方のお話も。
参拝した日はすでに社務所が閉まっていたため、次回参拝した際に伺ってみようと思います。
藤澤諏訪神社の詳細
藤澤諏訪神社へのアクセス
- 各線:藤沢駅より徒歩15分
- 公式サイト:https://jinriki-suwa.com/
藤澤諏訪神社の主な行事・お祭り
- 1月:元旦祭
- 2月:建国記念祭
- 4月:大黒天祭
- 6月:大祓
- 8月:奉弊の儀、神幸祭
- 11月:七五三祈祷祭
- 12月:大祓
- 毎月1・15日:月次祭
藤澤諏訪神社近くのおすすめ神社・寺
白旗稲荷神社 | 厄除け・方位除けの神様である寒川比古命と、歴史の偉人・源義経公を祀る神社。 |
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清浄光寺(遊行寺) | 700年の歴史を誇るお寺。広大な敷地に木造の本堂、複数の社殿とあります。 |
宇賀神社 | 清浄光寺(遊行寺)の敷地内にある神社。銭洗いもでき、鯉が優雅に泳ぐ美しく整えられた境内です。 |
感応院 | 藤沢七福神巡りの一つ。本堂の他、弘法大師修行像や三嶋大明神も祀られています。 |
金砂山観音堂・鼻黒稲荷大明神 | 遊行寺の近く、高台に鎮座。女性の信仰が深い歴史ある金砂山観音の本堂、鼻黒稲荷大明神の社があります。 |
入町厄神社 | 鳥のさえずりが聞こえる自然豊かな神社。神聖な雰囲気がある境内です。 |
舩玉神社 | 乗船成就海上守護の願いにより勧請された神社。 |
柄沢神社 | 相州村岡七福神の恵比寿さまがいます。 |
天嶽院 | 北条早雲公ゆかりの曹洞宗の寺院。観音様やお地蔵様の並びは一見の価値あり。 |
藤澤諏訪神社近くのおすすめ喫茶・カフェ・食事処
凛 | 藤沢本町駅近くにある、落ち着いた隠れ家風カフェ。おすすめはナポリタン。 |
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