長谷寺の下境内にある大黒堂と弁天堂よりさらに奥にある弁天窟(読み方はべんてんくつ)は、弘法大師の参籠の地と伝わる場所です。
窟内の壁面には弁財天と十六童子が彫られているほか、弁財天と同じ神様であるとされる民間信仰の宇賀神もお祀りされています。
弘法大師が参籠により感得して自ら刻まれた尊像は、江戸時代には「出世弁財天」と呼ばれていました。
現在は観音ミュージアムに収蔵されています。
ちなみに、鎌倉・江の島七福神巡りに該当はしておりません。
弁天窟手前にある大黒堂の出世・開運授け大黒天のみです。