車で厚木方面に。
向かうは伊勢原大神宮と地元の蔵元です。
御祭神は、内宮に天照大御神(あまてらすおおかみ)、外宮に豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)。
御神徳は縁結び、夫婦円満、子宝、万事円満です。
境内社には、春日神社と稲荷総社があり。
伊勢原大神宮は、知る人ぞ知る日本人の総氏神でもあらせられる伊勢神宮と同じ形式をもつ珍しい神社です。
伊勢神宮と同じ内宮・外宮の二社殿形式で、参拝順路は外宮から内宮に。
手水舎に立て看板で説明書きされています。
参拝の手順は、まずは外宮、次に内宮。
伊勢の神宮では、正式には「外宮先祭」といって天照大御神が「われを祭らむには先ず豊受姫大神を祭れ」と託宣されたことにより外宮からお参りしています。
これにならい、伊勢原大神宮でも外宮から内宮の順にお参りするのが良しとしているのだとか。
伊勢原大神宮のある土地を開墾したのは、伊勢出身の山田右衛門と鎌倉出身の湯浅清左衛門。
大山参詣の途中でこの地に野宿した際、水音を聞いたことから開拓。
開拓地の鎮守として、故郷の伊勢から祭神を勧請したのが始まりです。
内宮・外宮に続く小径の途中には、赤と白のたまご型のオブジェが置かれています。
これは、内宮・外宮を表すシンボルマークで、「ひとりよりふたり」がテーマ。
恋人や友人、家族との関係が円満であってほしいとの願いが込められています。
さすが、縁結びで有名な神社です。
まずは外宮に。
外宮に上がる階段前、向かって左側には旧外宮跡が(旗でかくれちゃってる?)。
さらに、右側にはお地蔵様と石の祠。
外宮の右隣には、春日神社があります。
御祭神は、天児屋根命(あまのこやねのみこと)。
皇室の御先祖である天照大御神(あまてらすおおかみ)を奉祭する神社では、皇室を代々摂政関白としてお助けした藤原氏の氏神春日神社があわせておまつりされていることに由来します。
そして、外宮から内宮に。
外宮と内宮の間には、一際おおきなご神木が。
大きい!
外宮・内宮と参拝したら、階段を下って右側にある社務所で御朱印を。
御朱印にも、外宮・内宮それぞれの印が!
近くにはおみくじがズラリ。
境内には、ドリンクや甘味を楽しめるおやすみ処「常若(とこわか)」があります。
窓から境内を見渡しながら、ゆっくりと過ごせます。
ただ、営業日と時間が限られているので注意が必要です。
常若の隣には神楽殿。
そして、境内の近くには稲荷総社。
御祭神は、宇迦之御魂神(うかたのみたまのかみ)。
戦前までは境内社としておまつりされていた稲荷神社の神霊を、平成17年に今の場所に。
伊勢原大神宮には駐車場が、常若の隣と鳥居の右側の2か所あります。
地元の方が通りすがらに寄りささっと参拝していたり、若いおしゃれな男性がお祓いをしていたり、うちと同じようにご夫婦で参拝していたりと、途切れることなく参拝客が訪れていました。
境内は穏やかな雰囲気で、誰もがゆったりと過ごされていました。
パワーをもらったような、疲れがすっと抜けたような、そんな感じで神社を後に。
来てよかった~
さて、心を満たしたら今度をお腹を満たす番です。