【茅場町】仕事・出世祈願のパワースポット!日本橋日枝神社

日本橋日枝神社は、永田町にある山王日枝神社摂社です。

周囲には証券会社が多く、東京証券取引所もあることから「株」にちなんだご利益やお守りが特徴的。

また、鳥居近くに鎮座する狛犬は、運気上昇上向き狛犬と呼ばれるスピリチュアルなパワースポット!

上向き狛犬にあやかった特別祈祷「運気上昇祈祷」もおこなっています。

茅場町 日本橋日枝神社 運気上昇上向き狛犬





目次
ご祭神・ご利益
歴史
入り口(参道)
運気上昇上向き狛犬
社殿
明徳稲荷神社
御朱印・お守り・おみくじ
山王朝参り
特別祈祷「運気上昇祈祷」
山王祭
江戸日本橋「初午めぐり」
アクセス
主な行事・お祭り
近くにある神社・寺
 

日本橋日枝神社のご祭神・ご利益

主祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)・国常立神(くにのとこたちのかみ)・伊弉冉神(いざなみのかみ)・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)。

相殿には、菅原大神(菅原道真公)・稲荷大神(宇氣母智神)・浅間大神(木花佐久夜比売命)が祀られています。

大山咋神は、成長発展・産業万般などのご利益がある神様。
菅原道真公は学問の神様。
女神・浅間大神は、子宝や安産、災害除けのご利益がある神様として崇められています。

茅場町 日本橋日枝神社

 

日本橋日枝神社の歴史

山王日枝神社の祭礼(山王祭)において、御旅所がある八丁堀北嶋祓所まで神輿が船で神幸されたことが始まり。

山王宮と山王権現の遥拝の社が建造され、1877年に山王宮が無格社日枝神社に。
1868年に薬師堂と智泉院が分離され、1929年に日本橋日枝神社に改名。

永田町の山王日枝神社が官幣大社に昇格すると、その摂社に指定されました。

 

日本橋日枝神社の入り口(参道)

最寄駅は東京メトロ東西線・日比谷線の茅場町駅。
茅場町交差点を右折すると、右手に石灯籠や玉垣がある参道が見えてきます。

入口前には茅場町バス停(錦11)。
オフィスや証券会社などが連なるビジネス街の中の神社です。

茅場町 日本橋日枝神社

茅場町 日本橋日枝神社

 

参道の先にある石鳥居は、もともと永田町・日枝神社(本社)石段下に設けられていた鳥居。
1961年(昭和36年)に日本橋日枝神社に移設されました。

鳥居の先には、「官幣大社日枝神社」と彫られた社号碑。
旧官幣大社「山王日枝神社」の境外摂社であることを伝えています。

江戸時代までは、この参道正面に薬師堂がありましたが、神仏分離によって薬師堂は分離されています。

茅場町 日本橋日枝神社

茅場町 日本橋日枝神社

 

日本橋日枝神社の運気上昇上向き狛犬

鎮座する招魂社系の狛犬は、天を仰ぐようにした上向きのスタイル。

江戸三大名工・酒井八右衛門による、運気上昇上向き狛犬と呼ばれる狛犬です。

大正期・関東大震災復興と運気上昇を願い奉献され、仕事運の上昇を願う方にはピッタリのパワースポットになっています。

茅場町 日本橋日枝神社 運気上昇上向き狛犬

茅場町 日本橋日枝神社 運気上昇上向き狛犬




 

日本橋日枝神社の社殿

社殿は、社号碑の右側。

1928年(昭和3年)に造営された戦前の鉄筋コンクリート造。
北野神社・稲荷神社・浅間神社が本殿に合祀されています。

また、社殿の右側にある天水桶は、氏子有志の組織「御防講」によって奉納されたものです。

日本橋日枝神社

茅場町 日本橋日枝神社

 

ちなみに、社殿向かって右側の奥には裏門があり、こちらから智泉院に行けます。

また、薬師堂にあった天水桶もあり。

 

日本橋日枝神社の明徳稲荷神社

社殿の反対側には、元禄年間に創建されたと伝わる明徳稲荷神社が鎮座。
関東大震災後の区画整理によって南茅場町から遷座されました。

茅場町 日本橋日枝神社

茅場町 日本橋日枝神社 明徳稲荷神社

茅場町 日本橋日枝神社 明徳稲荷神社

 

一時期、東京証券会館敷地にあったこともあり、玉垣には東証こと東京証券取引所の名前も。
他、証券会社や銀行などの名がズラリ。

境内社ではなく、独立した神社の兼務社です。

茅場町 日本橋日枝神社 明徳稲荷神社

茅場町 日本橋日枝神社 明徳稲荷神社

茅場町 日本橋日枝神社 明徳稲荷神社

茅場町 日本橋日枝神社 明徳稲荷神社




 

日本橋日枝神社の御朱印・お守り・おみくじ

社務所は鳥居の左側。

数寄屋造りの昭和レトロな雰囲気の建物で、こちらは御祈祷などの控室にも使われている創。

茅場町 日本橋日枝神社 社務所

 

通常御朱印は「山王御旅所」と「上向き狛犬」の印入り。

永田町の山王日枝神社と同じく、オリジナルしおりと木札ストラップ付です。

兼務社の兜神社の御朱印も頂けますが、明徳稲荷神社の御朱印は2月の初午祭限定

御朱印帳は、近くに東京証券取引所や証券会社があることに由来した「かぶ」と「兜」とあります。

 

日本橋日枝神社ならではのお守りといえば、運気上昇にちなんだ「かぶ守」や「獅子守(運気上昇)」。
蕪の形を模したかぶ守は、東証や証券会社の「株」にかけたています。

また、山王の神使である猿をモチーフにした「こざる守」や「貼守」「結び絵馬」。

主祭神・大山咋神様と相殿・木花佐久夜比売命の子授けのご利益から「子授矢」や「子授け守」「安産祈願絵馬」も人気です。

茅場町 日本橋日枝神社 おみくじ
おみくじには「神猿(まさる)みくじ」も

 

日本橋日枝神社の山王朝参り

毎朝、通勤前に参拝する方も多いことから、ご祭神のより近くで参拝できる山王朝参りを実施。

月曜限定で7時から8時半まで受付。
「昇殿朝参り希望です」と神職に伝えればOK!

時間は1人(またはグループ)5分以内ですが、神職が大麻でお祓いしてくれます。

ちなみに、初穂料はお賽銭箱に入れればいいそうです。

 

日本橋日枝神社の特別祈祷「運気上昇祈祷」

事前予約が必要な運気上昇祈祷は、運気上昇・上向き狛犬にあやかった特別祈祷で、毎月1日・15日・一粒万倍日のみ

最初は法人限定でしたが、2022年より個人での申し込みも可能に。
社務所の他、公式サイトからも申し込めます。

運気上昇祈祷では、運気上昇・財運上昇・仕事運上昇・株価上昇・営業成績向上・出世昇格など、さまざまな上昇気運のご利益・ご加護が得られるそうです。

また、御祈祷では巫女舞「早神楽」が奉奏され、記念品として金色のかぶ守(特別祈祷限定)をいただけます。

ちなみに、授与所には白色・黄色・さくら色のかぶ守をおわかちしています。

 

日本橋日枝神社の山王祭

江戸三大祭の一つである山王日枝神社の山王祭(他は神田祭、深川八幡祭)では、お祭り期間中さまざまな祭事がおこなわれます。

御鳳輦二基・宮神輿一基・山車五基と共に神職や氏子が王朝装束に身を包み、数百メートルの祭礼行列が練り歩く神幸祭では、日本橋日枝神社は御旅所(神様のお休み所)として駐輦祭(ちゅうれんさい)がおこなわれます。

また、町会神輿が京橋から日本橋まで練り歩く連合渡御も圧巻。

日本橋日枝神社の例大祭は神幸祭(山王祭)がない年、隔年で斎行されています。

 

日本橋日枝神社の江戸日本橋「初午めぐり」

3月の旧暦の午の日にちなんで、日本橋6社を巡拝するデジタルスタンプラリーを開催(参加無料)。

参拝後、境内に掲示されているQRコードを読み取ると各社個別のスタンプがいただけ、6社すべて集めると特典画像がいただけます(ダウンロード)。

開催神社は以下↓

椙森神社
末廣神社
笠間稲荷神社東京別社
松島神社
福徳神社
・日本橋日枝神社

※「初午めぐり」の様子はこちら

江戸日本橋初午めぐり 笠間稲荷神社東京別社

 




日本橋日枝神社の詳細

日本橋日枝神社へのアクセス
  • 東京メトロ東西線・日比谷線:茅場町駅出口10・11より徒歩1分
  • 東京メトロ銀座線・都営浅草線:日本橋駅出口D2より徒歩5分
  • 公式サイト:https://www.hiejinjanihombashisessha.tokyo/


日本橋日枝神社の主なお祭り・イベント
  • 1月:若水祭
  • 2月:節分祭
  • 6月:例祭(隔年執行 神幸祭のない年)、夏越大祓
  • 12月:年越大祓、除夜祭
  • 毎月1日:歳旦祭
  • 毎月15日:月次祭

日本橋日枝神社近くのおすすめ神社・寺
小網神社 強運厄除けの神様が祀られています。木彫りの龍2体は必見。銭洗弁天と福禄寿の像があります。
兜神社 商業の神様「倉稲魂命」が祀られています。証券界の守り神として人気がある神社。
銀杏八幡宮・銀杏稲荷 銀杏の木がたくさんある神社。越前福井藩松平家の邸内社が起源。
明星稲荷神社 ビルの谷間にある神社。失せ物捜しで有名。




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