「横浜のお酉様」こと金刀比羅大鷲神社(読み方はことひらおおとりじんじゃ)では、11月に例大祭「酉の市」を開催。
酉の市は開運や商売繁盛を願う祭りで、12日目に1度巡ってきます。
年によっては2度、3度とおこなわれ、多くの参拝客が福を求めて訪れます。
金刀比羅大鷲神社近くの大通り公園沿いには露店が連なり、米俵や小判などできらびやかに飾り付けられた縁起物の熊手などを買い求める人で大にぎわい。
熊手が売れるたびに、「商売繁盛、大繁盛」などと威勢の良いかけ声が響き渡ります。
ちなみに、金刀比羅大鷲神社の酉の市は1991年(平成3年)に横浜市の無形民俗文化財に登録されています。
目次
・「酉の日」周辺の様子
・境内・社殿
・熊手
・熊手納め処
・混雑具合
・アクセス
・近くにある神社・寺
金刀比羅大鷲神社の「酉の日」周辺の様子
夕方5時半ごろに到着。
最寄り駅である市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅は、すでに多くの人でいっぱい。
横浜橋通商店街周辺や大通り公園にはたくさんの熊手やおいしそうな飲食の屋台が並び、道路も交通規制がおこなわれていました(11時~24時)。
横浜橋通商店街のアーケード内店舗でも、店先にパック詰した料理を並べています。
また、大きな熊手を購入した方が肩に掲げて歩いているのを何度か目撃。
その大きさと華やかな熊手に、おもわず目が引き寄せられます。
すごーい!
金刀比羅大鷲神社の境内・社殿
金刀比羅大鷲神社へ近づくにつれて提灯の灯りが。
境内の正面には職人手作りの奉納提灯数百灯が掲げられていて壮観。
鳥居のところには行列ができており、「こちらが最後尾」と書かれたプラカードを持った関係者の方が。
列は5列体制で進み、奉納提灯を眺めながらゆっくりと進んでいました。
周囲の華やかさで、そんなに待ち時間も苦にならないです。
酉の市当日には、社殿において開運招福・家内安全を祈願する特殊祈願も実施。
神社や露店で拝受した熊手やお守りを、改めてご神前近くにお供えします。
ちょうど参拝した時、一組のご夫婦が社殿に入られ特殊祈願を受けられていました。
また、金刀比羅大鷲神社に参拝された後、右隣の正一位伏見稲荷大明神に参拝する方も。
もちろん私も参拝。
金刀比羅大鷲神社の熊手
露店だけでなく、金刀比羅大鷲神社の社務所でも開運祈願熊手、開運俵熊手、大黒熊手、開運神社熊手などが用意されていました。
もちろん、お守りやおみくじ、破魔矢も。
金刀比羅大鷲神社の熊手納め処
金刀比羅大鷲神社の鳥居正面の道路の先には、熊手納め処が設置されていました。
去年の熊手を持ってこられた方が、そこにポイポイ入れています。
なかには大きすぎて入れられず、立てかけておいたある熊手も。
金刀比羅大鷲神社の混雑具合
平日の昼間であればそこまでの混雑はありません。
参拝もスムーズに終えられ、屋台や露店(11時~21時30分)もゆっくり見て回れます。
ただ、夕方になるにつれ人出は増加。
特に18時以降は仕事を終えた方が家族と合流するなど、阪東橋駅から金刀比羅大鷲神社までの道は大混雑します。
また、電車利用の方が多いので、帰宅時間の電車はちょっとしたラッシュ状態。
私も電車出来ましたが、降りられるのか不安しかなかったです。
最寄駅は横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅ですが、少し先の京浜急行黄金町駅やJR根岸線関内駅まで歩くのもおすすめ。
そう遠くないですし、混雑も少し和らぎます。
金刀比羅大鷲神社の詳細
金刀比羅大鷲神社へのアクセス
- 横浜市営地下鉄ブルーライン:阪東橋駅より徒歩5分
- 公式サイト:https://yokohama-torinoichi.jimdofree.com/
金刀比羅大鷲神社近くのおすすめ神社・寺
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