縁結びのご利益で有名な出雲大社相模分祠では、12月下旬から30日までしめなわ市。
大晦日は新年初祈祷や授与品頒布。
元旦から節分祭までダイコク市を開催しています。
上記の期間中、夕方になると境内はライトアップされ、昼間とはちがった雰囲気をみせてくれます。
新春初詣と共に開催されるダイコク市では、熊手などの縁起物を頒布しており、また3日まで龍蛇神の杜特別拝観も。
秦野駅から無料シャトルバスがでているので、車での参拝が難しい方も気軽に来れます。
目次
・ダイコク市の詳細
・シャトルバスと駐車場・駐輪場
・特設テント・手水舎・干支の石像・抹茶処
・社殿
・祖霊社
・龍蛇神の社
・御嶽神社
・御朱印・おみくじ・お守り
・アクセス
・主な行事・お祭り
・出雲大社相模分祠の境内案内
・近くにある神社・寺
ダイコク市の詳細
出雲大社相模分祠では大晦日より元旦晩まで夜間参拝ができ、境内には正月授与品特設大テントの他、多数の露店が出店(深夜の時間帯は露店・御朱印の拝受はできません)。
9時からは龍蛇神の杜の特別拝観(~3日)が開始されます。
元日から節分までを初詣期間にしていることから、正月授与品特設大テントは2月2日まで設置(正月しか拝受できない立春大吉縁起や破魔矢、干支縁起物あり)。
秦野駅の送迎バスとライトアップ、新年初祈祷、露店、手相占いなども継続しておこなわれています。
また、新年初祈祷を受けた方には「延壽屠蘇」を特別授与(1世帯1体、先着1,000名様)
初詣に来られた方、先着10,000名様に「いづも暦」を贈呈しています(3日の午後に参拝した際にいただけました)。
ダイコク市のシャトルバスと駐車場・駐輪場
秦野駅からシャトルバスが運行しており、正月3が日は15分間隔で1時間に4本。
秦野駅・出雲大社相模分祠どちらも、始発は9時、最終は17時45分。
4日以降は本数がググッと減り、曜日によって最終時間もまちまちです。
事前に参拝する日の運行時間をチェックしておくと安心です。
また、マイクロバスで人数制限がありますので、混雑した場合は乗れない可能性も。
時間に余裕をもって利用するのがいいでしょう。
3日に参拝した際には、午前中の便は多いようでしたが、午後の便は定員オーバーになることはなかったようです(秦野駅から出雲大社相模分祠行)。
ちなみに、シャトルバスの乗り場には「シャトルバス環境整備協力金」と書かれたお賽銭箱が置かれていました。
志納金は200円です。
正月三が日は境内に130台の駐車場、秦野市保健福祉センター他に約500台の臨時駐車場が用意されています。
ただ、境内の駐車場は待ちの列ができるなど午後も混雑がみられました。
周辺地域も普段より車の走行量が多いので要注意です。
また、駐輪場も設置されていました。
ダイコク市での特設テント・手水舎・干支の石像・抹茶処
境内には、所狭しと露店がズラリ。
おいしそうな匂いが漂っています。
特設テントでは、熊手などの縁起物、破魔矢などの正月品、お守りなどいろんな授与品がズラリ。
手水車には花が飾られ、撮影スポットとして多くの人が集まっていました。
ちなみに、手を洗うところは鳥居を入った両サイドに設置されています。
また、出雲大社相模分祠には干支の石像があるのですが、蛇の石像は鳥居のところに置かれていました。
こちらも、人気の撮影スポット。
出雲記念館の前には、臨時の「野点 抹茶処(神木庵)」が。
抹茶とお菓子のセット(500円)。
お茶菓子の「美保岐餅」は、縁結びの地・出雲で作られた縁起の良いお菓子で、境内でも販売されていました(境外の「八雲庵」でも販売中)。
秦野市の観光PRキャラクター「丹沢はだの三兄弟」も来ていました。
ダイコク市での社殿の様子
参拝した日は、3日の午後。
そこまで並ぶことなく、10分ほどで参拝できました。
ダイコク市での祖霊社の様子
祖霊社にはチラホラと参拝する方がいるのみ。
ダイコク市での龍蛇神の社の様子
龍蛇神の社は通路が狭いため一列での行進。
なので、ちょっとした行列ができていました。
正月三が日は御開帳されていることからも参拝必須です。
普段は閉まっている授与所も開かれており、お守りやお札はもちろん、湧き水を入れるペットボトルも用意されていました。
ダイコク市での御嶽神社の様子
御嶽神社の入り口、鳥居の左右には提灯がズラリと並び華やか。
こちらはいつも以上に車の通りが多いので、歩くときには要注意です。
神楽殿が開かれており、大相撲・元横綱日馬富士の優勝祝で作製された額が!
額は2012年の大関時代に全勝優勝を果たした際のものと、2016年に横綱として優勝した際のもの。
高さ3m以上と大きいです。
さらに、日馬富士が所属していた伊勢ヶ濱部屋の親方のまわしも置かれていました。
ダイコク市での御朱印・おみくじ・お守り
御朱印は祖霊社近くにテントが設けられており、切り絵御朱印や初詣限定御朱印(元旦から2月末まで)3種類などがありました。
ちなみに、出雲大社相模分祠の御朱印帳だと直書きしてくれるのですが、それ以外では書置き。
前回、平日に参拝した際は御朱印帳にかかわらず直書きでしたので、お正月など忙しい時期だけなのかもしれません。
書置きには大と小とあり、持っている御朱印帳のサイズに合わせて選べました。
境内の数か所にはおみくじが設置されており、お守り入りの「開運おみくじ」、「扇子おみくじ」、開運珠入りの「開運珠付おみくじ」、鈴のお守り入りの「四季の花おみくじ」とあり。
お守りやお札も各種そろっていますが、この時期ならではのお守りは「一陽来福符」。
12月21日の冬至から頒布が開始される、金柑・銀杏・柚子が封入された縁起物で、冬至・大晦日・節分のいずれかの日に恵方に向けて貼りつけ、一年間の金銀融通を祈ります。
また、境内のいたるところにみられる「立春大吉」も人気のお守り(お札)。
これは、2月3日「立春」の日に、玄関や大切な部屋の入り口などに、外へ向けてのりや両面テープで目より高い位置に貼り付けます。
毎年先着数万枚は色がついており、2025年の「巳年」は黄色。
限定色が無くなり次第、通常の白色の頒布になります。
出雲大社相模分祠の詳細
出雲大社相模分祠へのアクセス
- 小田急小田原線:秦野駅より車で11分
- 公式サイト:https://www.izumosan.com/
出雲大社相模分祠の主な行事・お祭り
- 1月:初詣、ダイコク市
- 2月:ダイコク市、節分祭、梅まつり、紀元祭、祈年祭
- 3月:春季祖霊大祭、桜まつり(限定御朱印)
- 4月:桜まつり(限定御朱印)、よさこいご縁まつり
- 5月:宗祠・出雲大社大祭礼
- 6月:あじさい限定御朱印、夏越の祓ー茅の輪くぐり
- 7月:夏詣(限定御朱印)、ほおずき市
- 8月:夏詣(限定御朱印)、宗祠・おくにがえり
- 9月:例祭、秋季祖霊大祭
- 10月:宗祠・神迎祭、宗祠・神在祭、七五三詣、菊花展(限定御朱印)
- 11月:七五三詣、菊花展(限定御朱印)
- 12月:七五三詣、年越の大祓
- 1日:月次祭
- 第一日曜日:祖霊社・月次祭
出雲大社相模分祠の境内案内
祖霊社 | 幽冥主宰大神(大国様)を祀り、「因幡の素兎」のウサギの御像が。 |
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龍蛇神の社 | 湧き水「ゆずりの水」が流れる千年の社に、出雲地方に古来より伝わる龍蛇神様を祀っています。 |
御嶽神社 | 通称、御嶽さん(おみたけさん)。将軍・徳川家康公も参拝しています。 |
八坂神社 | 樹齢1000年を超える欅の大木古木がある、疫病よけの神様。 |
出雲大社相模分祠近くのおすすめ神社・寺
浄圓寺 | 曹洞宗の寺院。南はだの村七福神・布袋尊と鶴亀めぐりのひとつです。 |
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今泉神社 | 住宅街の中にある大きな神社。春は桜がきれいで、例大祭では賑やかです。 |
白笹稲荷神社 | 関東三大稲荷の1つ。たくさんのお稲荷さんに秦野七福神、社殿の龍、黄金の泉と見ごたえがあります。 |
太岳院 | 相模新西国三十三観音霊場で、安藤忠雄氏設計のお寺。秦野七福神・福禄寿あり。 |