石川町諏訪神社を参拝したら、またひたすらまっすぐ進みます。
そして右手の横道を注意深くみて歩くこと数分。
中村八幡宮に到着です。
最寄駅の阪東橋駅からは徒歩15分ほど。
奥まった住宅街の一画に鎮座しています。
大きな鳥居がどーん。
傾斜にあるためか、階段を上ってさらに階段を上った先に拝殿がありました。
鳥居を通った先の階段上ったところ、左右にある崖のようになった岩にいる狛犬にびっくりです。
その迫力やいかに!
これは、見る価値ありではないでしょうか。
當宮参道入口(鳥居下)の石段登り口の角柱には、内務省地理寮水準点(高低几号標)が彫刻されており、これは横浜市地域史跡文化財として登録されているそうです。
また、手前には地蔵尊が祀られています。
獅子山江戸狛犬。
右には陽の獅子、左は陰の狛犬。
子狛犬は阿に二体、吽には一体です。
八幡様の守護としての存在感たっぷり。
本殿への階段を上ったところには百度石。
2001年に造営された銅板葺檜造の拝殿です。
拝殿の奥には1999年に建て替えられた流造の本殿があります。
拝殿に通じる途中には、吾妻稲荷神社と忠霊祠があります。
忠霊祠は、戦争に出征し戻れなかった主に兵士の慰霊の祠です。
この出身地の方ということで、合掌させていただきました。
参道を歩いていると猫ちゃんがいました。
人間に少し慣れているのか、この神社に住み着いているのか、特に逃げることもなく。
かわいい。
鳥居を出て振り返ると、「私の庭よ」とばかりに優雅に参道を歩いていました。
御朱印は社務所でいただけますが、この日は書置きでした。
昨年の暮れなどは直書きでいただけたという話を聞いていたのですが…
宮司さんがいらっしゃらなかったからでしょうか?
また、書置きの御朱印は書いたのモノをコピーしたのではなく、それらしい書体でプリントアウトしたような…残念です。
デザイン関連の仕事柄、自分でも様々な書体を使っているの見覚えがありますし、印刷による違いも…。
正直、書置きに対して否定的ではないですが、あまりにも機械的な形にはちょっと…。
今後は書置きの場合は頂くのはやめようかな。
自分としては心を込めて参拝し、家でありがたみを感じながら見返しているので、がっかり感が半端ないです。