今回は稲荷神社、八坂神社、秋葉神社、古峯神社が同祀されている相州下鶴間諏訪神社を訪問。
建立は醍醐天皇の頃と歴史ある神社です。
境内は広く奥行きがあり、朱色の大きな鳥居が印象的。
参道は広く、拝殿まで結構な距離がありました。
拝殿の前には広場があり、例大祭などの時には露店などの出て賑わっていそうです。
ネットでも、地元の方と盛り上がっている様子が多数紹介されています。
また、ご神木の「しいの木」はとても立派で、その幹回りは約3.7メートル。
樹高は約16メートル。
枝張りは約23メートル。
平成7年に選定された「大和市シンボルツリー100選」の中から人気投票で選ばれた、神社仏閣の部最優秀賞「名誉の木」でもあるそうです。
ちなみに、相州下鶴間諏訪神社のパワースポットとも言われています。
では、早速拝殿に。
拝殿はもともと茅葺屋根の総欅造だったのだけれども、明治五年に再建しています。
佇まいが重厚で、ところどころにある細かい彫刻が見事!
ほれぼれしちゃいます。
拝殿よりもう少し先には元宮が。
こちらの元宮は、延喜式内社「石楯尾神社」と伝えられているのだとか。
拝殿向かって右側、参道の途中には稲荷神社。
朱色の鳥居が並ぶ稲荷神社に入ると、拝殿の奥の隅に小さなお狐様が!
かわいー。
でも、なんでここに?
稲荷神社の隣には、出雲系の神様の祖・須佐之男命をお祀りする八坂神社。
火の神様である日本武尊と火之迦具土神が一つの社に仲良く祀られている、古峰神社と秋葉神社があります。
相州下鶴間諏訪神社の最寄り駅は下鶴間駅。
徒歩なら20分ほどの距離でしょうか。
駐車場は鳥居から少し離れたところに入り口があります。
相州下鶴間諏訪神社は、緑に囲まれた自然豊かな場所にある神社でした。
もう少し暖かくなったら、桜の木と相まってきれいな景色が楽しめるのかな。
また、桜が咲くころに来たいです。