地元では「お不動様」で親しまれている成田山川越別院。
成田山新勝寺の別院です。
目の病を不動明王に祈願して全治した、千葉の石川照温が嘉永3年(1850年)に創建した真言密教のお寺。
毎月28日には骨董品が並ぶ「蚤の市」が開催されていることでも有名です。
また、境内には1500体の不動明王が祀られるお堂や七福神の恵比寿天(小江戸川越七福神めぐりでは第四番)のお堂である福寿殿、眼病にご利益がある開山照温和尚をお祀りする開山堂、開運出世や商売繁盛にご利益のある川越開運出世稲荷など見どころ満載です。
目次
・本堂
・亀の池
・境内社
・御朱印
・アクセス
・主な行事・お祭り
成田山川越別院の本堂
山門から入ると、広い参道の先に本堂があります。
手前には手水舎。
ご本尊は不動明王。
左右に四大明王が安置されています。
厄除災難・現世利益・戦勝のご利益があるそうですが、それも納得の迫力あるお姿です。
成田山川越別院の亀の池
本堂の右側には、200匹以上の亀が住む亀の池が。
冬眠中なのか姿は見えませんでした。
橋を渡った先には縁結び七福弁財天が鎮座しています。
隣には水掛不動尊。
水を掛けながら願を掛けるといいそうです。
成田山川越別院の境内社
参道の片側には、沿うように鐘楼堂、開山堂、福寿殿、出世稲荷、大師堂と並んでいます。
恵比須天をお祀りしている福寿殿は、小江戸川越七福神の四番目札所。
「小江戸川越七つの音風景」の一つである置き型の水琴窟も設置されています。
出世稲荷神社には、大本山成田山新勝寺の吒枳尼天を歓請。
合格成就や家内安全、開運成就などの願いを手助けしてくださります。
大師堂には、真言宗の開祖弘法大師、中興の祖興教大師、理源大師がお祀りされています。
霊場入口には、お大師さまが右手に持たれている密教の重要な宝具「大五鈷杵(ごこしょ)」が設置されており、触れながら願掛けをするといいそうです。
成田山川越別院の御朱印
御朱印は本堂の左側で頂け、種類も豊富です。
専用の申し込み用紙に希望する番号と御朱印帳の右・左どちらに書くのかを記入して出します。
時期的に、豆まき用の豆(100円)もありました。
成田山川越別院の詳細
成田山川越別院へのアクセス
- 東武東上線:川越市駅より徒歩20分
- 各線:川越駅より徒歩24分
- 公式サイト:https://kawagoe-naritasan.or.jp/
成田山川越別院の主な行事・お祭り
- 1月:新春護摩祈祷、初不動
- 2月:節分祭、古札お焚き上げ、開山忌
- 3月:彼岸会法要
- 4月:護摩講会特別大護摩供、開創記念例大祭
- 6月:写経大会
- 7月:萬燈供養
- 9月:彼岸会法要
- 10月:七五三
- 11月:火渡り祭
- 12月:煤払い(ご本尊お身拭い)、星まつり、納不動
- 毎月28日:蚤の市
- 毎日:写経