横浜駅から徒歩16分ほどの場所にある横濱浅間神社(読み方はよこはまさんげんじんじゃ)は、帷子川を越え、環状一号線から一本入った旧東海道沿いの小高い丘に鎮座しています。
また、相鉄線・平沼橋からでは17分ほどの距離。
源頼朝が創建した神社で、900年以上の歴史があります。
ちなみに、神社の裏手になる浅間幼育園(認可保育園)近くにも神社の参道への入口があり、神社に続く石段は故・黒澤明監督のデビュー作映画「姿三四郎(1943年公開)」のロケ地としても有名です。

目次
・ご神祭と御利益
・歴史
・境内
・社殿
・小嶽社
・稲荷社
・招魂社
・御朱印
・例大祭
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
横浜浅間神社のご神祭と御利益
ご神祭は、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、武甕槌命(たけみかずちのみこと)。
木花咲耶姫命は縁結びの他に、安産や子育ての神様として人気。
その他、産業振興・家内安全・安全子育・学業成就などのご利益があるといわれています。
また、浅間神社は富士山を信仰する神社であることから、「富士信仰」や「浅間信仰」と呼ばれています。
総本宮は静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社。
その美しさから富士山は「女神」として祀られ、富士山周辺を中心に関東や東海地方へと広がりました。
横浜浅間神社の歴史
源頼朝が奥州合戦の戦勝祈願のために勧請し、1080年に創建。
勝利後、戦勝祈願のお礼として社殿を造営し、江戸時代には徳川将軍家からも崇敬を受けていました。
この辺りはもともと芝生村(しぼうむら)という地名だったのですが、読み方が縁起が悪いとして、神社の名前をとって浅間町と改名。
一緒に、「芝生浅間神社」も「浅間神社」に。
ちなみに、昔は「さんげん」ではなく「あさま」と呼ばれていました。
また、昔は海が近く袖ヶ浦と呼ばれる入江がありました。
米や薪炭などを運ぶための中継地点として栄え、横浜駅周辺を流れる帷子川とつながっていました。
神社鳥居前の旧東海道は、徳川家康が1601年(慶長6年)に定めた伝馬制度のために整備された道で大名行列も通っています。
東海道五十三次の神奈川宿と程ヶ谷宿の間の宿としても栄え、幕末の横浜開港の際、現・関内に到る横浜道が整備。
神社の本殿がある丘は、境内を中心に地域の有力豪族の墓と推定されている横穴古墳が密集しており、「袖すり山」と呼ばれていました。
境内西側には「富士の人穴」と呼ばれる横穴古墳があり、富士山につながるとして名所になっていたそうですが、開発によって今はありません。

横浜浅間神社の境内
本殿は高台にあるので、一之鳥居から先は急斜面の階段と坂。
階段を上った先には、赤い存在感ある二之鳥居。
参道は浅間幼育園(認可保育園)の園庭に沿ってあり、社殿近くには浅間幼育園があります。




岩を積み上げて竹の筒を置いた、なかなか凝ったデザインの手水。


社殿の右隣には神楽殿があり獅子頭がおかれていました。

おみくじ結び所の隣には古神札納め所。
そこに建つ「誠愛剣法発祥地」の碑は、「己に勝つ事の出来る子供を育てる」ことを目的に設立された誠愛剣友会の碑です。


境内には桜の木がありますが、これにはご祭神の木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が関係しています。
「木の花(このはな)」は桜を表しており、桜の語源にもなっています。
そうしたことからも、全国の浅間神社で桜の木が植えられているのだそうです。
もちろん、こちらの浅間神社にも植えられており、桜の名所として知られています。
横浜浅間神社の社殿
社殿は関東大震災や戦災で焼失し、現在のものは戦後再建。
本殿には浅間信仰の総本社「富士山本宮浅間大社」の形状を取り入れた特殊な建築様式「浅間造(せんげんづくり)」。
社殿の上にさらに別の社殿がある二階建て様式です。
浅間神社は全国に1,300社以上ありますが、浅間造を取り入れている神社は国内でも数社(他は静岡浅間神社の拝殿、多摩川浅間神社の本殿)しかないそうなので、参拝の際にはぜひ見ていただきたい部分です。




朱塗りの拝殿に施された味のある彫刻は、軒の龍と木鼻の獅子が塗装されています。
扁額には「浅間神社」。


横浜浅間神社の小嶽社
境内には、富士山の五合目にもある小嶽社、稲荷社、招魂社の3つの境内社があります。
社殿向かって右側、神輿殿左横にあるのが、木花咲耶姫命の姉である磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀る小嶽社(こみたけしゃ)。
安定を祈る社です。

小御岳は富士山ができる前からあった山で、古い時代の富士山と共に土台となり、何度も噴火を繰り返し現在の富士山の姿に。
937年(承平7年)、小御嶽山頂にあたる富士山五合目に小御岳神社が創建。
その周辺は天狗が支配していたと伝わっており、「天狗の庭」と呼ばれ山岳信仰の聖地となっています。
そうしたことからも、社の前には狛犬ではなく天狗が鎮座。
古い碑や像も置かれていました。



横浜浅間神社の稲荷社
社殿向かって左側に鎮座するのが、商売繁盛・五穀豊穣を祈る稲荷社(いなりしゃ)。
ご祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。


横浜浅間神社の招魂社
手水舎近くにある招魂社(しょうこんしゃ)には、幕末から明治にかけて国事により亡くなられた人々の霊魂をお祀りしています。




横浜浅間神社の御朱印
御朱印やお守りは、稲荷社の近くにある授与所でいただけます。

授与品では、木札や大神宮様三体セット、交通安全守、海上安全守、安産守、開運守、厄除守、合格成就守、縁結守(出会いの鈴)、長寿守、健脚健康ぞうり守など種類豊富なお守りが用意されています。
特に、肌守・美守・福守は見た目も美しいデザイン。
ぬいぐるみ干支守はかわいらしい。
ちなみに、公式サイトでは郵送での注文も受け付けています。




横浜浅間神社の例大祭
毎年、6月の1週目を中心に浅間神社例大祭がおこなわれています。
朝から夜まで多くの人で賑わっており、天王町・西横浜エリアでは規模が大きいお祭りです。
お神輿が通るルートや露店は、浅間神社を起点に天王町商店街手前までの旧東海道沿い。
露店がズラリと並び、神輿が街に繰り出して道路も一部通行止めになります。
※例大祭の様子はこちら
横浜浅間神社の詳細
横浜浅間神社へのアクセス
- 各線:横浜駅より徒歩16分
- 相鉄線:平沼橋駅より徒歩17分
- 公式サイト:https://yokohama-sengen.com/
横浜浅間神社の主な行事・イベント
- 1月:歳旦祭
- 2月:節分祭
- 6月:例大祭
- 10月:招魂社祭
- 12月:大祓式、除夜祭
横浜浅間神社近くのおすすめ神社・寺
| 水天宮平沼神社 | 安産・子育て、水難除けで有名。他、天満宮や稲荷神社、竈三柱神社と多数の神様がいます。 |
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| 岡野神社 | 交差点の角にある小さな神社。秋には銀杏が色づいていてキレイです。 |
横浜浅間神社近くのおすすめグルメ
| Lu’s CAFE(ルーズカフェ) | わんこも一緒にOK!おしゃれな一軒家風カフェ。 |
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