新田義貞の流れをくむ地域の豪族・高下家の屋敷があった場所に鎮座する大山阿夫利神社御分霊社。
神奈川県伊勢原市大山に鎮座する関東総鎮護の霊山として名高い大山阿夫利神社の御分霊社です。
江戸時代に大山詣でが流行した際、江戸から大山まで途中の位置にある大山街道と下鶴間宿の近くであったことからも、多くの旅人が通行。
「江戸十里 大山七里」という石碑も残っています。
御分霊社が建てられ、旅人はここで草鞋を履き替え、身と財布を清めて、金運にあやかるよう祈願したといわれています。
また、さらに古い時代、鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞が鎌倉に向かうために通った場所とも言われており、新田義貞の業績や新田軍の鎌倉進撃地図、銅像などもある2つの大きな歴史がある場所です。