モーニングでエネルギーをチャージしたら、近くにある日蓮宗西中山「常照寺」に。
山号は「西中山(さいちゅうざん)」。
寺号は「常照寺(じょうしょうじ)」。
明治6年、1873年に草創された150年以上の歴史あるお寺です。
安産と子育ての神様、鬼子母神が有名です。
八代将軍徳川吉宗のころに大奥に祀られていたそうで、この寺の守護神となったそうです。
そのため、あちらこちらに寺紋である葵の紋がみられます。
戦国武将のなかでも徳川家は好きな武将トップ3に入るので、静かに参拝しつつも心はキャーキャー騒いでいます(笑)。
常照寺は二天門もすごいですが、大本堂も素晴らしい造りをしています。
一つ一つの寺社彫刻が見事で、躍動感があります。
山門をくぐると駐車場。
頭上には京急本線が走っています。
その先には、本堂に到る二天門への石段。
重厚感たっぷりの重玄門です。
ちなみに、京急線の上りホームが見えます。
駅のホームからじっくりお寺を拝見できるなんて…毎日ここから通勤されている方、うらやましいです。
駅近くですが、喧騒を一切感じさせない静謐な雰囲気の境内。
ここだけ空間が変わったような厳かな空気が満ちています。
お庭もあり美しく整えられていました。
その先に、豪荘・重厚な大本堂。
古びていながらしっかりとしたつくりの木造で圧倒されます。
大本堂は、入母屋造りの本堂屋根。
その正面に大千鳥破風、前下方に唐破風の三連造り。
それぞれの唐破風の下には彫刻が施され、木鼻もあるといったこだわりよう。
大本堂右側の道の脇には、休息できる場所もありました。
お寺の雰囲気をゆっくりと堪能し、一息つくのにピッタリです。
いつまでも居たくなる、不思議な力があるお寺でした。
次は、ここから近い場所にある日枝神社(お三の宮)です。