大山阿夫利神社・下社の社殿の下には、本殿に通じている巡拝道(地下道)が。
入り口は拝殿と社務所の間にあり、入った先には大山の名水が湧き出ているパワースポット神泉があります。
この大山名水は、山内にある貴重な水源より引いている清らかなお水。
殖産の泉・長命延寿の泉として大切にされています。
しかも、大山名水は持ち帰り可!飲用可!
目次
・神泉
・七福神とぼけ封じ
・本殿
・浅間社
・アクセス
・主な行事・お祭り
・大山阿夫利の案内
大山阿夫利神社・下社の神泉
入ってすぐ右手は社務所と繋がっており、大山名水を持ち帰るためのペットボトルがいただけます(1本200円)。
もちろん、空のペットボトルを持参して入れてもOK。
飲用または持ち帰りには、龍の口から流れ出る御神水を汲みいただきます。
ちなみに、鳥居に掲げられている「高龗神(たかおかみのかみ)」は、祈雨・止雨の神様。
「高」は山、「龗」は龍を示す龍神とも言われており、大山では小天狗とも称されています(大天狗は大雷神)。
大山阿夫利神社・下社の七福神とぼけ封じ
神泉の奥には、さざれ石と「一礼来福」と書かれた石を挟むように大黒天と恵比寿天、ボケ封じの守護神の双体如道祖神・和合神像、見上げたところには竜神。
大山阿夫利神社・下社の本殿
その先には本殿。
お燈明(300円)を奉納することができます。
「営業繁栄」や「学業成就」「就職祈願」「無病息災」などさまざまな祈願が書かれた台があり、願うところに置きます。
大山阿夫利神社・下社の浅間社
その先は出口で、右手に浅間社。
大山阿夫利神社の御祭神と縁が深い富士山のご祭神・木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と、姉である磐長姫尊(イワナガヒメトシ)をお祀りしています。
木花咲耶姫は美人の神様で、そのご利益は開運など。
酒解の子の神とも称えられ、地水を生み育み酒造りの祖神としても崇拝されています。
6月には浅間社祭がおこなわれています。
巡拝道の出口は、大山阿夫利神社・本社に続く入山祓所の近くでもあります。
大山阿夫利神社の詳細
大山阿夫利神社へのアクセス
- 小田急小田原線:伊勢原駅より神奈川中央交通バス「大山ケーブル」下車
- 公式サイト:https://afuri.or.jp/
大山阿夫利神社の主な行事・祭り
- 1月:歳旦祭・奉幣祭、元始祭、筒粥祭・引目祭
- 2月:節分祭、紀元節
- 3月:祈念祭、春季皇霊祭
- 4月:神武天皇祭・大新稲荷祭、春季大祭、雷山神社祭、祖霊社大祭
- 5月:酒祭
- 6月:浅間社祭、田植祭、権田祭、夏越大祓・疫神祭
- 7月:例大祭・夏季大祭始め
- 8月:夏季大祭収め、二重神社祭、秋季例大祭
- 9月:追分社祭、秋季皇霊祭、抜穂祭
- 10月:火祭薪能
- 11月:新嘗祭
- 12月:新穀感謝祭、煤祓、師走大祓・鎮火祭、除夜祭
大山阿夫利の案内
大山阿夫利神社(下社) | ケーブルカーで来れる山中の神社。晴れた日には、鳥居から遠く江ノ島までの眺めは最高です。 |
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登拝門 | 大山阿夫利神社の本社に続く門。しっかりとした登山スタイルの準備が必要です。 |
売店・茶屋処さくらや | 大山阿夫利神社にある昔ながらのお茶屋さん。オープンスタイルで甘味も人気。 |
大山 参集殿 洗心閣 | 山荘のような造りの休憩所。軽食も用意されています。 |
茶寮 石尊 | テラス席からも眺めも最高な茶屋。おしゃれな店内で甘味やドリンクをいただきます。 |
大山寺 | 中腹にあるお寺。秋の紅葉時には多くの人が訪れる名所です。 |
茶湯寺(涅槃寺) | 亡くなった方の霊を百一日の茶湯で供養する「百一日参り」のお寺です。数多くの石仏があり、釈迦涅槃像が有名です。 |
駐車場・こま参道・ケーブルカー | 伊勢原駅よりケーブルカー乗り場まで、多数の神社が散在しています。 |