通称・御嶽さん(おみたけさん)と呼ばれる御嶽神社(読み方はみたけじんじゃ)は、将軍・徳川家康公が鷹狩に来た際に参拝したこともある神社。
御祭神は、日本武命(やまとたけるのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、櫛真智命(くしまちのみこと)。
創立にちいてははっきりとはわかっていないのですが、1192年(建久3年)の頃から神社前の参道を御嶽道と呼ばれていた記録があります。
境内には神輿蔵があり、厄除けえびすや境内社の金毘羅八幡社・山王稲荷天神山之神合祠社が祀られています。
目次
・行き方
・境内
・厄除けえびす
・社殿
・御朱印
・アクセス
・主な行事・お祭り
・出雲大社相模分祠の境内案内
・近くにある神社・寺
御嶽神社の行き方
御嶽神社には、隣接する出雲大社相模分祠の境内からも通じています。
出雲大社相模分祠の鳥居から第三駐車場への道をいくと左手に。
表門となる鳥居は、車道に面したところにあります。
御嶽神社の境内
鳥居わきのケヤキは、樹齢800年ともいわれている古木。
鳥居の前には、御嶽道が真っ直ぐに伸びており、突き当たりを左にいくと、出雲大社分祠直営の和菓子屋さんがあります。
鳥居を入って右側には、神輿蔵や厄除けえびすさまなど。
参道を挟んで左手奥に八坂神社が鎮座しています。
御嶽神社の厄除けえびす様
社殿の右側にある厄除けえびす様には、不思議な話があります。(しかも近年)。
2011年(平成23年)の大型台風15号で、樹齢300年の欅が倒され、近くの神輿蔵・拝殿・えびす様を直撃。
木をどこかしたところえびす様の姿が見当たらず、5メートル先の琴毘羅神社の横に座っていたそうです。
御嶽神社の社殿
御嶽神社の社殿は、1608年(慶長13年)に将軍・徳川家康公の命により、翌年に極彩色の彫刻を備えた桧皮葺きの御本殿に改修されています。
1976年(昭和51年)には、本殿を覆う形の木造銅板葺の御社殿に。
そして現在に至ります。
奥に鎮座する本殿は、慶長年間に改修された当時の姿のままだそうです。
拝殿内はオープンになっており、真正面には大きな獅子頭。
迫力があります。
御嶽神社の御朱印
御嶽神社の御朱印は、出雲大社相模分祠の授与所でいただけます。
出雲大社相模分祠の詳細
出雲大社相模分祠へのアクセス
- 小田急小田原線:秦野駅より車で11分
- 公式サイト:https://www.izumosan.com/
出雲大社相模分祠の主な行事・お祭り
- 1月:初詣、ダイコク市
- 2月:ダイコク市、節分祭、梅まつり、紀元祭、祈年祭
- 3月:春季祖霊大祭、桜まつり(限定御朱印)
- 4月:桜まつり(限定御朱印)、よさこいご縁まつり
- 5月:宗祠・出雲大社大祭礼
- 6月:あじさい限定御朱印、夏越の祓ー茅の輪くぐり
- 7月:夏詣(限定御朱印)、ほおずき市
- 8月:夏詣(限定御朱印)、宗祠・おくにがえり
- 9月:例祭、秋季祖霊大祭
- 10月:宗祠・神迎祭、宗祠・神在祭、七五三詣、菊花展(限定御朱印)
- 11月:七五三詣、菊花展(限定御朱印)
- 12月:七五三詣、年越の大祓
- 1日:月次祭
- 第一日曜日:祖霊社・月次祭
出雲大社相模分祠の境内案内
出雲大社相模分祠 | 縁結びの神様として有名な「関東のいずもさん」。 |
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祖霊社 | 幽冥主宰大神(大国様)を祀り、「因幡の素兎」のウサギの御像が。 |
龍蛇神の社 | 湧き水「ゆずりの水」が流れる千年の社に、出雲地方に古来より伝わる龍蛇神様を祀っています。 |
八坂神社 | 樹齢1000年を超える欅の大木古木がある、疫病よけの神様。 |
出雲大社相模分祠近くのおすすめ神社・寺
浄圓寺 | 曹洞宗の寺院。南はだの村七福神・布袋尊と鶴亀めぐりのひとつです。 |
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今泉神社 | 住宅街の中にある大きな神社。春は桜がきれいで、例大祭では賑やかです。 |
白笹稲荷神社 | 関東三大稲荷の1つ。たくさんのお稲荷さんに秦野七福神、社殿の龍、黄金の泉と見ごたえがあります。 |
太岳院 | 相模新西国三十三観音霊場で、安藤忠雄氏設計のお寺。秦野七福神・福禄寿あり。 |