【横浜・三ツ境】白姫神社の神様は美しいお姫様!御開帳日は貴重

相鉄線「三ツ境駅」南口から徒歩数分の場所にある白姫神社(読み方はしらひめじんじゃ)。

イオンフードスタイル三ツ境店、バスロータリーに沿うようにあるこじんまりとした可愛らしい神社です。

普段はひっそりと佇んでいますが、夏のお祭り「白姫祭り」では多くの人が訪れ賑やか。

白姫祭り」毎年8月の第1土・日曜に、三ツ境駅南口の商店街や町内会、奉賛会、各種団体などが協力しあって開催されているお祭りで、例大祭も兼ねています

神事やお神輿、出店、特設ステージによるパフォーマンスなど、なかなかの規模。
三ツ境の夏の風物詩にもなっています。

白姫神社

 





目次
ご祭神とご利益
境内
社殿
繭玉みくじとお守り
アクセス
近くにある神社・寺
近くのおすすめグルメ
 

白姫神社のご祭神とご利益

境内には白姫神社の説明板があり、瀬谷区マスコットキャラクター「せやまる」くんのイラスト入り。

ご祭神は蚕の神様である蚕祖神(さんそしん)。
そのため、「お白様(おしらさま)」と呼ばれています。

ご祭神は蚕の神様ということで、衣の神様としても信仰されています。
また、快癒・息災・出世のご利益祈願も多いようです。

白姫神社

 

この辺りでは、明治時代から昭和初期にかけて養蚕業が盛んだったことから、養蚕推奨のため衣料の神様である白神様を阿久和養蚕組合の守り神として1909年に創建。

伊勢神宮より外宮の衣の神を奉戴して祀り、近隣養蚕農家の信仰を集めていました。

ところが、養蚕業が衰退しはじめ養蚕農家が減少。
参拝者が減ってきたことから、逆に人口が増加していた三ツ境に1957年に遷座することに。

遷座する際、煤けていたご神体を冷水で清めたところ、大変綺麗なお姫様(ご神体)のお姿が!

三ツ境では養蚕はおこなっていなかったこと、ご神体が美しいお姫様であることから、白姫神社と命名されたそうです。

 

白姫神社の境内

限られた土地を有効活用するため、鳥居の隣、社殿の横に手水舎。

鳥居を入ったすぐ左側に社殿があります。
その手前両サイドに狛犬。
奥はちょっとした広場になっています。

白姫神社

白姫神社

 

狛犬の首元には、何やら巻かれています。
状態は悪くないので、どなたかが定期的に交換しているようです。

この狛犬さんの首に巻かれている布地に記されているのは、白姫神社の社紋
祭事時にははんてんや提灯、社幕などにも記されています。

この社紋は他では使われていない白姫神社独自のもの

中央には漢字の「白」を図案化し、両サイドは勾玉を配置
遷座した時の関係者が考案されたそうです。

白姫神社

白姫神社

 

白姫神社の社殿

お社にお賽銭箱はなく、格子に「↑おさいせん」と書かれた専用のすき間があります。

色違いなのは、修復の表われでしょうか。

狛犬といい、普段から大切にされている神社のようです。

白姫神社

 

また、普段は扉が閉まっていますが、新年参拝と例大祭では開帳されます。

※ご開帳される例大祭の様子はこちら

白姫神社

白姫神社

白姫神社

 

白姫神社の繭玉みくじとお守り

お札やお守りは、新年参拝と例大祭の時だけいただくことができるそうです。

また、2016年(平成28年)に、氏子さんたちによってつくられた「繭玉みくじ」なんておみくじも!

繭玉みくじでは本物の繭玉を使っており、中には元気がでる格言が入っています。

白姫神社の社紋の他、商店街のマスコットキャラクター「ミックル」が絵かれたバージョンもあるそうです。

 

新年参拝では、毎年1月1日零時に太鼓が打ち鳴らして参拝者をお出迎え。
福銭やご神酒、甘酒、お汁粉などがふるまわれるそうです。

例大祭は白姫神社が遷座された8月7日にちなんで、毎年8月の第一土日、夏祭り「白姫祭り」と一緒におこなわれています。

※白姫祭りの様子はこちら

 

白姫神社の詳細

白姫神社へのアクセス
  • 相鉄本線:三ツ境駅より徒歩2分


白姫神社近くのおすすめ神社・寺
二ツ橋神明社 天照大神と素盞嗚尊を祀る、千年以上の歴史ある神社。
春ノ木神明社 御神木のタブノキ(椨の木)は横浜市の名木古木に指定されています。

白姫神社近くのグルメ
和食味処「かかし」 三ツ境ライフレストラン内店舗。籠懐石が有名。天ぷらやうどん、お寿司や甘味など和食メニューやセットメニューが充実しています。
イタリアンダイニングdona 三ツ境ライフレストラン内店舗。自家製のパスタとピッツアが楽しめるカジュアルなイタリアンレストラン。セットメニュー、単品と気分に合わせて食事が楽しめます。






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