大和駅近く、大和市文化創造拠点シリウスの2階南デッキに鎮座する大和天満宮。
学問の神様である菅原道真公をご祭神としていることからも、受験の追い込みシーズンとなる12月の第3日曜に「合格祈願祭」を毎年執り行っています。
合格祈願祭は誰でも参加できる無料の神事。
玉串奉典や特別合格お守り(先着150名限定に無償で提供)が授与されるとして、受験生やその家族の方が参加されています(家族の代理参列可)。
今年は紅白の「智の輪」も設置されていました。
目次
・合格祈願祭が始まる前の様子
・御祈祷の様子
・智の輪
・特別合格お守り
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
合格祈願祭が始まる前の様子
アンケート用紙の配布は13時から。
合格祈願祭は13時半からですが、すでに13時前から20名ほどの方が境内に集まっていました。
受験者本人はもちろん、ご両親や祖父母など代理の方も多くいらっしゃいました。
時間になると案内があり、待っていた方はアンケート用紙を順に頂き、特別合格お守り授与まで各自で持っておきます。
ちなみにアンケート内容は、合格祈願祭を知った経由、お住いの地域、参加者(本人・代理・家族?)、大和天満宮に来社したことがあるのか、でした。
合格祈願祭の御祈祷までまだ時間があることからも、多くの方がシリウス内に。
その間、ぽつりぽつりと合格祈願祭に参加する方が来社しアンケート用紙を受け取っていましたが、開始時間前にソールドアウトにはなっていませんでした(2024年)。
御祈祷の時間に来社された方も受け取っていました。
合格祈願祭の御祈祷の様子
合格祈願祭が始まると、案内に従って参加者が社殿の前に2列で整列。
宮司さんが祝詞を上げるなどして滞りなく進み、いよいよ参列者の番です。
玉串を奉納する前に宮司さんからお話があったのですが、「最後まであきらめない」「支えて下さった家族や周囲の方への感謝を忘れないでください」という言葉が印象的でした。
とっても素敵なお言葉をかけてもらいました。
そしていよいよ玉串奉典。
順に玉串を受け取り、社殿前の机に置いて奉納(この時、お賽銭は入れていません)。
そして、玉串奉納された方が鳥居の前に再び並びます。
全員が玉串を奉納したら、鳥居と社殿の間に設置された「智の輪」をくぐり、拝殿でいつものように参拝。
その際、お賽銭箱の隣にある撫牛をなでなで…。
これにて終了。
アンケート用紙と引き換えに特別合格お守りをいただき境内の外に。
大和天満宮の「智の輪」
「智の輪」は、受験生や就職試験などに挑む人々が合格できるようにと願いが込められている紅白の輪で、2023年末に斎行された合格祈願祭から使われはじめました。
今年(2024年)は10月から翌2025年3月頃まで、土・日を中心に設置されるそうです。
ちなみに、合格祈願の際のくぐり方は、正面で一礼し、心の中で「合格できますように」と願い、本殿に向かって一度だけ輪をまたいで進みます。
「一発、一回で合格」という意味があるのだとか。
大和天満宮の特別合格お守り
参列者らは智の輪をくぐり社殿にお参り後、アンケート用紙兼お守り引換券配布と交換で、特別合格お守り(非売品)を受け取りました。
2024年の特別合格お守りは先着150名分でした(先着100名の年もあったようです)。
ちなみに大和天満宮では、合格祈願セット(合格熊手、合格成就札、合格お守り、綿守、合格鉛筆)も用意しています。
大和天満宮の詳細
大和天満宮へのアクセス
- 小田急江ノ島線・相鉄本線:大和駅より徒歩3分
- 公式サイト:http://www.yamatotenmangu.jp/
大和天満宮の主な行事・お祭り
- 1月:元旦祭、左義長祭、初天神祭
- 2月:節分祭
- 5月:大和市民祭り
- 8月:例大祭
- 10・11月:七五三祭
- 12月:合格祈願祭
大和天満宮近くの神社・寺
深見神社 | 1500年以上の歴史ある延喜式相模十三座の社。敷地内には厚木空神社が祀られています。 |
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山神社(下草柳) | 明治初期に三つの山王社を合祀。手水石は厚木航空隊基地内の厚木空神社から譲り受けています。 |
上草柳熊野神社 | 「ふれあいの森」の中にある、八咫烏のマークが印象的な神社です。自然のパワーも感じられます。 |
大和天満宮近くのおすすめグルメ
コメダ和喫茶おかげ庵 | コメダ珈琲の姉妹ブランド。自分で焼いて味付けできる和菓子や甘味、名古屋飯を和の空間で。 |
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いまがわ食堂 | 三浦鮮魚卸売会社直営の鯖を生で食べられる海鮮料理専門店。テイクアウトにも対応。 |