なぜ、非公開求人があるのか？

非公開求人はお宝求人！？一般公開できない理由

ほとんどの薬剤師転職サイトで、非公開求人なるものを抱えています。一般公開されているものもありますが、非公開求人は会員登録をしないと閲覧できない求人。なにか、特別なお宝的感じに思えてきます。 すべて公開してくれてもいいじゃないかとも思えますが、公開できないのには理由があります。それは、ケチっているわけではなく、業務上支障が出かねない理由があるのです。

非公開にされてしまう求人は、基本的に公開されている求人よりも内容が良いものとなっています。条件が良い求人は人気も高く、誰もが入社を希望するものとなりますので、他の求人よりもずば抜けて面接依頼が集中してしまいます。少ない募集人数に対して多くの求職者があらわれてしまうと、結果として収集がつかない状態になってしまい、薬剤師転職サイトの運営側だけでなく、募集先の医療機関や企業などの業務にも支障がでるようになってしまうのです。

つまり、全員に後悔しなくてもある程度の人が集まることは予測できるので、その範囲でやってしまいたいといった狙いもあるのです。また、登録する人のほうが、通りすがりの人よりも本気度が高いといった判断もあります。スムーズに人材確保をできるために、あえて非公開求人にして業務に支障がでないようにしているのです。

最近では、医療機関や企業側から「特定の人だけに」と依頼を出すこともあります。ですから、少しでも条件の良い求人を探したいのであれば、薬剤師転職サイトに登録して自分の良さや武器を知らせるのが一番なんですね。

非公開求人の中には、募集規模が1～2名と小規模なものも多くあります。薬剤師転職サイトの運営側としても、良い条件で少ない募集の求人は、登録してくれている人達に先に紹介してあげたいと思うもの。ですから、そうした好条件のレア求人は、応募がかかることなく、登録している人の中で条件に合いそうな人に優先的に紹介されてしまうことも。ここで決まれば、非公開求人としても公開されることもありません。 こういうことからも、薬剤師転職サイトに登録して、「仕事、探してます。良い条件の求人があったらください！」とアピールしておく方がお得。希望をしっかりと伝えておくことで、良い求人に出会えるのです。