自然あふれる等々力渓谷に鎮座する等々力不動尊(読み方はとどろきふどうそん)は、関東三十六不動の第十七番、玉川八十八ケ所霊場三十三番。
大日如来の化身ともいわれる不動明王を祀っており、境内に等々力渓谷を擁することから「等々力のお不動さん」として長く信仰されてきました。
また、東急大井町線の向こう反対側にある満願寺の別院であり、正式名称は「滝轟山明王院」。
「滝轟山」は音読みで「りゅうごうさん」と読みます。
境内には満願寺から移築した山門・本堂・拝殿、懸造りの回廊、稚児大師堂などがあり、隣接する等々力渓谷では春には花見、秋には紅葉が楽しめる自然豊かな場所。
都会の中の憩いの場となっています。