【神奈川】パワースポット寒川神社で八方除の神様のご利益を

神奈川県高座郡寒川町に鎮座する寒川神社は、全国で唯一「八方除」の神様を祀る、知る人ぞ知る神社。

拝殿前にある方位盤と、古代中国で天体観測に使われていた観測機「渾天儀(こんてんぎ)」がある事でも有名です。

 





目次
ご利益
行き方
境内
社殿
御朱印
南門
売店
人形奉斎殿
末社・宮山神社
名物・八福餅
結婚式・お宮参り・七五三
駐車場
アクセス
主な行事・お祭り
近くにある神社・寺
 

寒川神社のご利益

全国唯一の八方除の守護神であり、厄除けや開運、家内安全、商売繁盛、交通安全、健康祈願などさまざまなご利益があります。

特に八方除けに関しての信仰は昔からあり、地相や家相、方位に関する災厄を取り除くとされています。

あらゆる方向からの災厄を取り除く力で、家族が抱える様々な問題や不安を解消し幸せと繁栄をもたらす場所であることからも、寒川神社は関東地方のパワースポットとしても知られています。

 

寒川神社の行き方

寒川神社の最寄り駅はJR相模線宮山駅。

駅前の大通りを右に寒川大橋に向かって歩き、渡った少し先に寒川神社の三の鳥居が見えてきます。
宮山駅から三の鳥居までは8分ほどです。

ちなみに、一の鳥居と二の鳥居は目久尻川沿いの参道にあります
三の鳥居から一の鳥居までは相当な距離があり、徒歩で12分ほど。

そのため、三の鳥居からの参拝が一般的なルートになっています。

 

寒川神社の境内

寒川神社・御本殿に続く入り口は多数ありますが、多くの方が通るのが三ノ鳥居。

一の鳥居、二の鳥居は南に進んだ表参道沿いにあり、最寄り駅であるJR相模線宮山駅とは正反対になります。

三の鳥居は桧造りの明神鳥居。

神池にかかる太鼓橋(神池橋)の先にあり、神様がお渡りになる橋と言われています。

悪い気を祓うパワーもあるのだそうです。

 

この神池の傍には、相模薪能の演目の一つ「石橋」(しゃっきょう)の像。

平和を祈念して、終戦記念日には毎年薪能が行われるのだとか。
なかなか目を引きます。

 

三の鳥居をくぐると、御本殿へと続く参道です。
緑豊かで厳かな雰囲気。

参道に沿って、天皇、皇后、皇室ゆかりのクロマツ、ナギ、オガタマノキ、彬姫桜など多くの樹木が植栽されています。

 

参道も十分に広いですが、抜けた先は神門前はパノラマ級に広くなっています。

左側にある手水舎も立派。

手水鉢は横2.4メートル、幅1.35メートルの福島産浮金石で重厚感たっぷりです。

 

そして、手水舎の隣、ちょっと奥まったところには、神様の乗り物である馬を納めた神馬舎

平野富山師作の猿に曳かれた神馬の彫刻が納められています。

 

御本殿へ続く神門は、幅が9m以上もある立派な重層の神門。

新年に飾られるという「迎春ねぶた」が掲げられていました(参拝した日は2月中旬)。
迫力あります。

この迎春ねぶたをくぐると、厄除けのご利益があると言われています。

さらに、門の手前にはビッグサイズの狛犬が鎮座。




 

寒川神社の社殿

神門を通った先には、総桧造りの風格のある御本殿があります。

寒川神社の主祭神は寒川比古命、と寒川比女命で、源頼朝や武田信玄、徳川家代々からも頼りにされていたと伝わっています。

御本殿の脇にはご神木と渾天儀。

ご神木である二本の杉には、御祭神の寒川比古命と寒川比女命が宿られていると言い伝えられています。

また、渾天儀は天空を支えるという故事にちなんで四隅に龍が配置されており、方位盤では鬼門の方向も分かります。

本殿の奥には御祈祷を受けた方だけが入苑することができる、「神嶽山神苑」があります。

難波の小池を中心にした池泉回遊式の日本庭園で、抹茶とお菓子が楽しめる茶屋もあるそうです。

 

寒川神社の御朱印

御朱印は南門近くにある社務所と、ご祈祷受付所で拝受できます。

初穂料の金額は決まっていない「思召し」で、お気持ちを納める形となります。

基本的に直書きですが、年始などの忙しい時期は書置きになるようです。

御朱印には八方除の印が押されており、地相・家相・方位などあらゆることが原因で降りかかる厄災を除いてくれる御神徳が。

主祭神の八方除の力で災難を防ぎ、家業繁栄・福徳円満をもらしてくれるご利益があります。

 

寒川神社の南門

社務所近くの南門のそばにも、記念樹とさざれ石。

 

寒川神社の売店

南門を通った先には売店が2か所あります。

一つは、そばやうどんなどの軽食がいただけます。
こちらの売店では、甘酒が人気です。

 

さらにもう一つの売店では、お土産や御朱印帳が購入できます。

寒川神社の御朱印帳は種類が多く揃っています。

 

寒川神社の人形奉斎殿

売店の後方には第一駐車場があり、その近くには人形やぬいぐるみなどを納める人形奉斎殿があります。

1,000円からのお気持ちにて、焼却できる物のみ受け付けて供養。
お焚き上げをしてくれるそうです。




 

寒川神社の末社・宮山神社

境内を出て、道をはさんだ向かいに末社・宮山神社があります。
古くより鎮座していた七社の小祠(琴平社、八剣社、雷社、三峰社など)を合祀。

家内安全・無病息災・商売繁盛などのご利益があるとされています。

 

寒川神社の名物・八福餅

宮山神社がある通り、寒川神社の第2駐車場の入り口には、1階がお土産ショップ、2階がカフェレストランの「鎮守の杜Koyo」があります。

「鎮守の杜Koyo」では寒川神社にちなんださまざまなお菓子や雑貨などが販売されていますが。

寒川神社の名物「八福餅(はちふくもち)」も。

八福餅はお餅にこしあんをのせた和菓子。
境内でも販売されている人気のお土産です。

八方除の「八」と末広がりの「八」をかけた八角系の形をしたお餅で、とてもやわらかく、程よい甘さでおいしいです。

 

寒川神社の結婚式・お宮参り・七五三

寒川神社では参集殿(儀式殿)にて、結婚式やお宮参り、七五三などのお祝い事をおこなっています。
記念日を祝うには最適な場所。

結婚式(神前結婚式)では、新郎新婦と親族が人力車に乗り寒川神社の参道を進む「花嫁と花婿の行列」から始まります。

美しい日本庭園での前撮り写真。
雅楽の生演奏や巫女の舞による祝福を受ける古式ゆかしい神前式の挙式と、規模に合わせたウエディングプランを用意しています。

お宮参りと七五三のご祈祷では、衣裳レンタル・ヘアメイク・写真撮影まですべてそろぅっているので手間がありません。

御祈祷後の会食では、和食・フレンチ・中華と勢ぞろい。
衣装見学も随時受付ています。

 

寒川神社の駐車場

駐車場は第1から第4まであり。

第一駐車場は三の鳥居のすぐ近く

第二駐車場と第三駐車場は末社宮山神社と鎮守の杜「Koyo」がある通りに。

そして、少し離れた場所に第四駐車場があります。

平日の10時過ぎ到着しましたが、すでに駐車場はいっぱい。
ちょっと離れた場所にある第4駐車場に停めざるをえない状態でした。

とはいえ、全員が祈祷を目的に参拝しているわけではないので、駐車場の回転率は悪くなく、タイミング次第で第1~3駐車場に入れる感じです。

 




寒川神社の詳細

寒川神社へのアクセス


寒川神社の主な行事・お祭り
  • 1月:元旦祈祷祭・八方除
  • 2月:節分祭
  • 3月:慰霊祭、合祀祭
  • 4月:学齢児図画展
  • 5月:國府祭
  • 6月:大祓式、茅の輪神事、大祓祈願祭
  • 7月:浜降古式祭
  • 8月:相模薪能
  • 9月:商工祈願祭並献灯奉告祭、例祭宵宮祭、流鏑馬神事
  • 10月:人形感謝祭
  • 11月:明治祭
  • 12月:煤拂祭

 

寒川神社近くのおすすめ神社・寺
小動神社 小動地区の守護神。銀杏(大いちょう)は合格、縁結び、交通安全のご利益があると言われています。
宝蔵寺 曹洞宗のお寺で、十二支地蔵など様々なお地蔵様がいます。相州小出七福神の大黒様が祀られています。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です