孫とお茶をしている時、
「ハサミとカミはお友だち、って知ってる?」
と聞かれました。
はて、なんだろうと首をかしげると、
「もしもの時に身を守るための行動を表した言葉なんだよ」
と教えてくれました。
「ハ」…はしる
怪しい人を見かけたら逃げる
「サ」…さけぶ
大声を出す。
防犯ブザーを使ってもいいですね。
「ミ」…見る
歩くときは20m先を見るようにし、怪しい人を見かけたら近づかないようにします。
「と」…とびこむ
追いかけられたら、近くの家やお店に飛び込む。
普段から、ご近所さんには挨拶をしておくといいですね。
「カミ」…かみつく
後ろから抱きつかれたら、相手の指先や手首を狙って噛み、ひるんだすきに逃げましょう。
「は」…はっきりと断る
お母さんの代わりに迎えに来たよと言われても、行きませんと断る。
「お友だち」…お友だちを助けよう
友達が声をかけられて困っていたら、10mほど離れた場所からどうしたの、大丈夫と声をかけます。
危ないと思ったら、周囲の人に助けを求めます。
以上が、「ハサミとカミはお友だち」の言葉の意味なんだとか。
よく考えられています。
昔は、別の言い方であったような気がするのですが…。
小学生になると一人で行動する事が増えます。
親の目が届かない部分が圧倒的に増えてくるので、最初の頃はヒヤヒヤものです。
近年は変な事件も多発していますから、十分に気を付けてほしいもの。
木が生い茂って周囲からはあまり見えにくいところや空家、暗い道などは特に気を付けたい場所。
通いなれた道でも油断大敵です。
たまに親子で歩いた時に、危険な場所はないか…お互いに気になるところを話しておくといいですね。