ハサミとカミはお友だち

孫とお茶をしている時、
「ハサミとカミはお友だち、って知ってる?」
と聞かれました。
はて、なんだろうと首をかしげると、
「もしもの時に身を守るための行動を表した言葉なんだよ」
と教えてくれました。

 

」…はしる
怪しい人を見かけたら逃げる

」…さけぶ
大声を出す。
防犯ブザーを使ってもいいですね。

」…見る
歩くときは20m先を見るようにし、怪しい人を見かけたら近づかないようにします。

」…とびこむ
追いかけられたら、近くの家やお店に飛び込む。
普段から、ご近所さんには挨拶をしておくといいですね。

カミ」…かみつく
後ろから抱きつかれたら、相手の指先や手首を狙って噛み、ひるんだすきに逃げましょう。

」…はっきりと断る
お母さんの代わりに迎えに来たよと言われても、行きませんと断る。

お友だち」…お友だちを助けよう
友達が声をかけられて困っていたら、10mほど離れた場所からどうしたの、大丈夫と声をかけます。
危ないと思ったら、周囲の人に助けを求めます。

以上が、「ハサミとカミはお友だち」の言葉の意味なんだとか。
よく考えられています。
昔は、別の言い方であったような気がするのですが…。

小学生になると一人で行動する事が増えます。
親の目が届かない部分が圧倒的に増えてくるので、最初の頃はヒヤヒヤものです。
近年は変な事件も多発していますから、十分に気を付けてほしいもの。

木が生い茂って周囲からはあまり見えにくいところや空家、暗い道などは特に気を付けたい場所。
通いなれた道でも油断大敵です。
たまに親子で歩いた時に、危険な場所はないか…お互いに気になるところを話しておくといいですね。




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