メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン

「本場アメリカの野球の試合が観たい!」
14歳の時に骨肉腫という骨のガンを患い、大変な闘病生活を経て、その時に興味をもったレントゲンや CT、MRIなどに携わる仕事・放射線技師として働く林 祐樹さん。
2017年7月1日よりテレビコマーシャルで流れており、知っている人も多いのでは。

この林 祐樹さんを陰ながら支えたのが、「公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」です。
英語で「ねがいごとをする」という意味のボランティア団体で、3歳~18歳未満の、難病と戦う子供たちを応援する非営利のボランティア団体です。

そのスタートは、1980年のアメリカはアリゾナ州。
現在アメリカ国内及びプエルトリコ、グアムなどに62の拠点があり、日本では1992年に設立されて25年たちます。

 

メイク・ア・ウィッシュが設立されたきっかけは、アリゾナ州に住むクリスという7歳の男の子。
警官になるのが夢だったのですが、白血病で学校に行くこともできなくなってしまいました。
その話を聞いた警察官たちが、本物そっくりの制服とヘルメットとバッジをクリスにプレゼントし名誉警察官に任命。
駐車違反の取り締まりやヘリコプターに乗って空からの監視などもさせてもらいました。

数日後、クリスは天国へと旅立ってしまったのですが、短い間とはいえ夢が叶ったのです。
葬儀も名誉警察官として警察でおこなわれました。

メイク・ア・ウィッシュは、そんな大きな夢を持ちながら、難病のため夢を叶えられない子どもたちを助ける活動をしようとできたのです。

そして日本支部…メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンで最初に叶えた夢は、「遊園地に行きたい」でした。
他にも「野生のイルカと泳ぎたい」「ウルトラマングレートと一緒に戦いたい」「世界一大きいヘラクレスオオカブトムシに触りたい」「サンタクロースと遊びたい」と、さまざまな夢をかなえてきているそうです。

支援は誰でもできるもので、寄付だけでなく時間や労力の提供なども受け付けているようです。
子どもの夢に直接関わるボランティアでは、事前にきちんとトレーニングをうけるとの事。

書き損じはがき、未使用の年賀状、使用済み切手などの収集も受け付けているようなので、ちょうど時期的に探せばあるような…。
これは以前、他のボランティア団体に寄付したことがあります。
本やゲーム機などもすべて寄付して、お礼の手紙をいただいたことがあります。
金額としては4千円ほどになったようです。

年齢的に体を動かすのは厳しいけど、収集に関してはできそう。
休みの日に、また家の中を探してみようかな。




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