最初、ニュースで見た時はびっくりしてしまって、何がおこっているのか、どうしてそうなってしまったのかわからない「バンクシー」の絵画騒動。
覆面芸術家であるバンクシー氏が、落札直後に絵画をシュレッダーにかけてズタズタに。
オークション会場に走った衝撃は、テレビからも伝わってきました。
衝撃的映像です!!
だって、落札価格が1億5,400万円の絵画ですよ!?
なにしちゃってんの、この人!!
!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚
シュレッダーにかけられた絵画は「少女と風船」というタイトルの絵。
裁断された後は作品名が「愛はゴミ箱の中に」に変更。
ロンドンのギャラリーで公開されるとの事。
まぁ、億もする絵をシュレッダーにかけるなんて芸当はなかなかないですから、これはこれで見てみたい気もします。
裁断されたことでさらに価値が高まった…なんて言われているようですが、確かに、美術史上とてもすごい事件だったので、高値になるのもわかるような気がします。
製作者のバンクシー自身が絵画をシュレッダーにかけた事からも、「自殺をした」と揶揄。
同じ様に自分の作品をシュレッダーにかけられる人なんてそうそういないでしょう!?
さらに、このバンクシーのシュレッダー騒動はとどまることを知らず…
なんと、この一連の騒動を見て、
「他のバンクシー作品もズタズタにすれば値が上がる?」
なんて、バカな考えを実行する人が出たらしいのです。
そんなことあるわけないだろと思わずにいられません。
だって、今回の騒動はバンクシー本人がやったからこそ、価値があがったんです。
素人がやっても価値はないことぐらい、ちょっと考えれば誰にでもわかる事でしょう。
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!
もうここまでくると、欲の皮が厚いとしか言えない…。
作品をカッターナイフで切り刻み、「最低価格8ポンドで販売したい」と美術品販売サイト「MyArtBroker」に連絡。
当然、「ボロボロになった作品には価値がない」とお断り。
切り裂かれた作品の価値は、4万ポンド(約590万円)以上というのですから、欲を出して価値ゼロにしてしまった行為に、ただただびっくりです。
人の欲って、怖いなぁ~
と、心底思った出来事でした。