入院生活で一番辛かったことベスト3

今回の人工内耳手術入院生活で一番辛かったことを自分的にランキング。

まずは3位。

これは、手術後の痛み

手術で頭の皮膚を…もっといえば筋肉の一部を斬ってしまっているのですから、痛みがあるのは当然の事。
ケガと同じです。

まぁ、痛み止めもあるし、我慢するのも1~2日ほどなので、これに対してはそこまでは辛くなし。

 

2番目に辛かったのは、眠れない事。

夜の消灯時間は9時半。
サイドランプは付けられるとはいえ、カーテンで仕切っているだけの大部屋では気を使いますから、そうそうつけていられません。

しかも、毎日打っている点滴の薬剤の副作用で不眠状態

サラリーマンの皆さんは遅くまで大変だなぁと思いながら、窓から見える高層ビルの明かりをみることしかできない。

3~4時間ぐらいしか眠ることができず、日の出前に起きてお日様の出方を観察していました。

不眠に悩まされる人が多いのか、看護婦さんが「睡眠薬ありますからね」と声をかけてくれるほどです。
痛み止めと同じく、出番が多いのかもしれないな…。




 

映えある第1位。

一番辛かったのは、頭が洗えない事!!
これに尽きる。

入院初日に洗い、それ以後、退院する1週間後まで洗えませんでした。

日に日にベッタリと、まるでポマードを塗ったような状態になる髪!
フケとか匂いとか大丈夫かしらとハラハラ。

出産入院でも、ここまで放置したことはなし。
人生初の洗髪なし生活。
ある意味、髪を洗わないとどうなるのかという実験にはなりました。

 

とはいえど!

入院中は外出するわけでもないし、他の患者さんと頻繁に顔を合わせるわけでもなし。

看護婦さんも先生も、こんな頭皮洗ってません患者さんには慣れているでしょうから気を遣う必要なし。

なので、特に気にしなくて済む状況なのですが…一つだけ避けられない困難が。

 

それは、売店

朝はコーヒーを飲まないと体が動かない質なので、手術翌日にまず切望したのがコーヒー。

幸い、売店ではコーヒーをドリップしてくれるので、おいしい温かいコーヒーが飲めます。

朝に1杯飲めればいいので、売店の開店時間に合わせていくのです…これがまた気を遣う。

だって、売店は外来患者さんも普通に買い物に来る2階にあるんですから!!

 

朝の8時だから会う事もないだろうと思いその時間に行くのですが、ちょうど病院スタッフの方が出社する時間!

戻りのエレベーターでは非常に肩身の狭い思いでした。

だって、皆さんきちんとお化粧してバリっと身支度整えているのに、こちとらパジャマにすっぴん。
しかも頭洗っていないベタベタ状態。
さすがにいたたまれない…。

ほぼぎゅうぎゅう詰めで、私が最後に乗る状態なので、隠れられないのも辛い。

 

そんなことからも、次の日からは30分時間をずらして売店に。

すると今度は、外来の患者さんとよく会う!

 

もう、ここまでくるとやけになります。

頭にネットをかぶせているのがせめてもの救いです(これをみれば洗えないとわかりますから…)。

退院日。
頭を洗い、すっきりしたときは格別だったのは言うまでもありません。

さらっさらや~!!

 

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