それは突然に…夜中に始まった傷の痛み

手術後。

4時間後にトイレの為に少し歩いたのですが、ちょっとふらりとするぐらいでひどいめまいなどはなし。

気分は何かもやもやしているような感じがあるかないか。

気になる傷の痛みについては、まだ手術時の痛み止めが聞いているからまったくなし。

それも切れれば痛みが出てくるので、我慢しないで痛み止めを飲むようにと、看護婦さんや先生が声をかけてくれます。

 

お茶を飲んで横になっていると、時間は消灯に。

そのままぼけーっと横になっていると、人工内耳を入れた耳の反対側に鈍い鈍痛が。
我慢できないほどではない。

そして、心配していた手術による傷の痛みは、消灯後にずきずきとやってきました。

 

次第に強くなる痛み。
ズキンズキンと、我慢できないわけではないけれども、我慢するにはちょっと辛いレベル?

痛み止めをお願いしようと思うものの、

「これくらいなら、まだ大丈夫かな?」

とか、

「寝ちゃえば痛みもわからんさ」

という思いから、我慢。
いつしか眠りの国に。

 

でも、それも2時間ほどしか続かず。

点滴で数種類の薬剤をいれているのですが、その内の一つ。

手術による耳の神経の炎症を抑えるための点滴に、副作用として不眠になることがあると。
これが何気に効いているような…。

まじで、眠くない!!

 

目が冴えていると、痛みも余計に強く感じられます。

不眠と痛み…この2つの苦行をあえて我慢することはないだろうと、せめて痛みぐらいは緩和しようと決心。

ちょうど、見回りで来た看護婦さんに痛み止めをいただきました。

看護婦さんも慣れたもので、すぐに持ってきてくださいました。
その様子から、ほとんどの人が術後は痛み止めを使っているんだなと思うほど。

 

ところがどっこい!

痛み止めを飲んだにもかかわらず、あまり痛みが治まらない。

またうとうとしてきて、2時間ほど睡眠をとることができたものの、痛みのせいか浅い眠り。

そして起きると痛みがまだあり。

 

これはまた痛み止めかな…と思っていたのですが、その後は次第に痛みも治まってきました。

さらに、歩行や食事が解禁になったので、そうしたちょっとした動きでも気がまぎれるのか、痛みを強く意識することもなくなりました。

ピークの痛みを10とするなら、この頃は5。
お昼には3ぐらいに落ち着いていました。

 

点滴や血圧・熱を測りに看護婦さんが2~3時間おきに来るのですが、必ず痛みと眩暈について聞かれます。

そして、術後初の食事となる朝食はパン。

おかゆと言われていたのですが…なぜ?
しかも、痛みの為食欲もなし。

 

看護婦さんに「おかゆと聞いていたのですが…?」と聞くと、「食べれるならこちらで大丈夫だということです」と。

正直いうと、おかゆがよかった…。

まだ入院して3日目だけど、諸所で意外とアバウトだなと思ったのは私だけかしら?
(いや、皆さん、とても親切ですけど!!)

 

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